最近物欲なくてさ、なんて呟いてなんかいませんか?最近出不精で何もやる気にならない、なんてぼやいてなんかいませんか?
何かにハマって夢中になってこそ、人間。何かにヤバイくらい酔ってこそ、人生。
食欲の秋、芸術の秋、なんでも美味しく楽しい秋、ロレンス編集部の面々をハマらせちゃったのは、いったいなに??

街乗りブーツ、これが欲しくてたまらん!

XpdのX-NASHVILLE

ボクはバイクに乗る時、靴をかなり重視します。靴がヘボいとバイクがうまく操れない!なので、楽しく乗れないのです。

そこで、ここ最近ずっと気になっているのがコレ! Xpdの「X-NASHVILLE」というブーツです。

見た目は完全にヴィンテージなワークブーツの雰囲気。でも、CE規格のフルプロテクションなんですよ。

オイルドレザーの味わいがヤバいです。内側はサイドジッパーになっているので着脱もカンタン(←ここ重要)、そのジッパーは信頼のYKK製(←ここもけっこう大事・笑)です!

ブラックもええのう~。お値段2万9800円(税抜)です。

はー、欲しいなぁ……ブラックも捨てがたいけど、やっぱブラウンかなぁ。ぶっちゃけ両方欲しいけど!

足元の装いが悩ましい、今日この頃です。

隼様とホットな関係を築きたい

KIJIMA グリップヒーターGH07

ボクは冬に走るのが好きです。空気がパリッと乾いてて、レジャーのクルマも少ないからスイスイ走れて気持ちいい。冬ライディング大好き!

でもグリップヒーターの無いバイクは乗りたくない、と真剣に思っています。

一度これを知ると、もうグリップヒーター無しには戻れないのです。マジです。

というワケで欲しいのがキジマ製のGH07。以前からスイッチ別体型のGH08は別のバイクで愛用しているのですが、新しい愛車の隼様は買ったばっかりなので未装着なんです。

ちなみにこの「GH07」はスイッチが目立たない一体型!

しかもカスタムパーツとしては、かなり細めのグリップ径33mmです。最初はちょっと違和感があるかもしれませんけど3日も乗ると、すぐ慣れます。

そして超あったかいんです!

低電圧時にオートで電源OFFになるのでバッテリー上がりの心配も少ない。

うん、欲しいモノっていうか……近々、買いますね、これは間違いなく。

だって1万5000円ですけど、その恩恵はお値段の5倍くらいなんですもの!

コイツを買って、愛しの隼サマと寒い季節もガンガン走るのです!

クルマの話なんですが……

ECUチューニングをやってみたい

ボクの愛しい愛車のひとつが、中古で買ったポルシェ・ボクスターです。腐っても鯛、とは言いませんが中古の「元・高級車」でも、ボクはこれを10年以上愛しております。

カスタムもしてるし、故障も色々あって、交換してないのはあと燃料ポンプくらいじゃないでしょうか。なんせエンジンブローまでやらかしましたから……

でも、そしたらね、壊れなくなりました。一周した感じ? 手のかからない子に育ったのです。

しかし、手がかからなくなるととチョット寂しいのが親心!

そこで!

やってみたいのがECUチューニング。パワーアップも気になりますがトルクアップが望めるというのです。

ターボでもない自然吸気のエンジンで、圧縮比も上げず、排気量も変えずにトルクアップなんて、そんなウマい話があるのか……やったことないのでわかりませんが。

でも気になる。やってみたい!

と色々調べて、下のショップが気になってます。

電話してみようかな……約12万円かぁ……うーん、どうしよう?

ブルータス、お前もか!?

HONDA/GOLDWING

9月に入って、排ガス規制の兼ね合いで色々な車両が生産中止になり、寂しい限り。

そんな中でもけっこうショックだったのがゴールドウイングの生産中止です。このバイクは初めて乗った時、本当に感動しました。

シルキーな天国の加速、どこまでも走れる快適さと安定感、そして巨体からは想像もできないコーナリング性能!

グイグイ深くバンクして、すんごい曲がるんです。最高に気持ちいい。

これは本当に、ホンダが、そして日本が世界に誇れる最高傑作のひとつだと思っています。

あああ、もう1回……もう1回でいいから乗りたい。

水平対抗6気筒エンジン万歳!

鹿児島→北海道。日本横断がしたい!

2012年でした。雑誌GOGGLEで2つの企画をやったんです。

『24時間でどこまで行けるか?』企画です。

最初の挑戦は2012年の真冬でした。極寒2月に会社のある港区新橋から鹿児島の最南端を目指して走ったんです。

中国道が雪でした。今となっては笑い話です。

バイクはBMWのK1600GTでした。最高の快適性と動力性能。そしてシートヒーター&グリップヒーターに守られ、朝からドシャ振りの雨の中を駆け抜けました。

ウェアは全身、プロトが扱う「REV'IT」。このウェアも感動でしたね。これが無ければ走れなかったと思います。

鹿児島の最南端の佐多岬までざっと1480km。走行時間はトリップタイムで19時間59分20秒でした。

しかも到着した直後に後輪がパンクして、翌日の朝から慌てて鹿児島のBMWディーラーに駆け込んだり……

阿蘇の「天空の道」はいまどうなっているのでしょうか……

四国カルストはうっすら霧でした。

帰り道に四国で鰹のタタキを食べるために、土佐まで走りましたね。忘れられない経験ばかりです。

2回目はゴールドウイングで最北端を目指しました。

そして半年後の真夏8月、新橋から北海道の宗谷岬を目指しました。こっちは南端と違って、絶対に途中に海があります。だから、フェリーの時間も計算しなければなりませんでした。

フェリーで寝れたのは助かりましたけどね・笑

北海道は最高でした。でも涼しいと思ってたのに、異例の真夏日とかで気温36度でしたね……。今思い出しても汗が出ます。暑かったなぁ……

※注・ライダーの身長は176cmです。

ほうら、デッカイ! とうきび畑、デッカイんですよ!

果てしない超ストレート。これぞ北海道ってヤツです!

スタートからの時間は22時間30分。新橋→宗谷岬の走行距離は1441kmでした。

あの時はfecebookでリアルタイム中継してて、約7000人くらいのライダーが応援してくれました。あれ、本当に心強かった!

もし何かワントラブルでもあれば、最北端チャレンジの完遂はできなかったと思います。

宗谷岬に到着した瞬間、カメラマンと社用車のプリウスのドライバー兼メカニックの3人で、呆けたように「へへへへ……」って笑って、その後、みんなで超ハイタッチした!

もう最高でしたよ、一生の思い出!

その後、稚内の宿に入り、駅前のチェーン居酒屋「いろはにほへと」へ。ただのチェーン店の居酒屋です。

でもボクはこの日、人生でいちばん美味いビールを飲みました。今でもあれより美味いビールに出会ったことはありません。

佐多岬から宗谷岬をつないでみたい

ボクはこのふたつの旅の感動が5年たった今でも忘れられません。だから今度は、南端から北端までを一気に駆け抜けたい!

寝る時間とか考えると、3000kmオーバーの旅は24時間じゃ無理なんですけどね(笑)

別に2017年の秋だからって訳じゃないんですが、この旅を超える、人生で最高の感動が欲しい。だから私キタオカ、いちばんやってみたいのは『日本横断』です!

この夢、いつか、必ず!