一見すると、大きくなった「CX-3」ですが、目を懲らすとそこかしこに進化した『魂動デザイン』が採用されていることがわかります。11月中旬に開始されるロサンゼルスオートショーで世界初公開です!

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まいどっ、グリコです。今日はアメリカから送られてきた次期マツダCX-5のテスト車両のスパイショットからご覧いただきましょう。

さて現行のCX-5は、いわゆるSKYACTIV技術をフル採用したマツダの新世代商品第一弾として2012年の2月に国内発売されました。躍動感あふれる「魂動(こどう)デザイン」を採用して、イマイチ垢抜けなかったマツダ車のイメージを一新したクルマでもあります。

そんなCX-5のフルモデルチェンジですが、今回の写真を見た範囲では、意外に変わっていない感じがするかも。率直に言えば、「大きなCX-3」…。でもよく見ると、次世代のデザイン・テーマが盛り込まれているのがわかります。中でも注目したいのは、グリル周辺の処理。昨年の東京モーターショーで話題を独占したコンセプトカー、RX-VISIONのモチーフがほぼそのまま使われています。偽装を剥がせば、印象大きく変わって『大きなCX-3』ではないことがわかるはずです。

コチラはRX-VISIONのグリルまわり。とくにヘッドランプとグリルの外枠の造形に注目です。

一方、中身は現行モデルの正常進化版で、エンジン・ラインアップ、プラットフォームや足まわりの形式に大きな変更はないようです。先日、ビッグマイナーチェンジしたアクセラから搭載が始まった「Gベクタリングコントロール」が採用されるのが目をひくところでしょうか。今回のモデルチェンジは、どちらかと言えば、外装と内装のデザイン・リフレッシュがメインという話も聞きますね。

この新型は11月中旬から始まるロサンゼルスオートショーで世界初公開、日本発売は2017年前半になると予想されます。なお、新型CX-5には、派生車として3列シート車も加わるようです。コチラは、MPVやプレマシーの後継車的な位置づけになるようですよ。

ボディサイドやリアまわりも洗練。前後フェンダーのプレスラインが強調されて躍動感が増しています。

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