日曜にカタルーニャサーキットで開催されたF1のスペインGPで、F1における最年少優勝記録が大幅に更新されました! それまでの記録を保持していたのは、今はフェラーリに所属しているセバスチャン・ベッテル(2006年、21歳73日)でしたが、新しい記録はナント10代!です。
2世ドライバーはF1では少なくないですが・・・。
今回の新記録の背景には、大きなラッキーがあったのは否定できないでしょう。フロントローからスタートした、最強チームのメルセデスの2台(ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグ)がオープニングラップで同士討ちでリタイア・・・。首位争いはフェラーリ2台とレッドブル2台に自然と絞られました。
ピット戦略により、4台のうち優勝争いに残ったのは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンとフェラーリのキミ・ライコネン。このレースから、トロロッソからレッドブルに移籍したフェルスタッペンは、見事レッドブル初ドライブとなる決勝でライコネンを退け優勝を飾りました! なお、この勝利は最年少記録更新だけでなく、オランダ人初のF1優勝というメモリアルにもなりました。
18歳227日・・・というのが新記録の内容ですが、こんな若いときに世界最高峰のF1にいるってだけでもスゴイのに・・・ほんとビックリですね。ちなみにフェルスタッペンは、かつてF1ドライバーとして活躍したヨス・フェルスタッペンの息子であり、レース一家で育ったエリートです。
今後のフェルスタッペンの活躍に注目しましょう!
今シーズンのF1は、結局のところメルセデスのどちらかのドライバーがタイトルを獲得することになると思いますが、他のドライバーがどのような戦いを展開するのか、という興味は尽きません。
レッドブルのジュニアチームとも言えるトロロッソから昇格した、フェルスタッペンの今後の活躍に注目したいです!