先日はエイプリルフールネタで世間をお騒がせして申し訳ありませんでした。MVアグスタファンに対しては、デリカシーに欠けてましたね。謹んでお詫びいたします。
もし今年タイトル獲得すれば、1974年以来の世界選手権制覇となります。
依然、再建中のMVアグスタの先行きは明らかではありませんが、今週末のSBK(世界スーパーバイク選手権)併催のSSP(世界スーパースポーツ選手権)ではMVアグスタ勢が変わることなく活躍しており、久々の世界選手権ステータスのロードレースでのMVの戴冠が期待されます・・・。
1950年代から1970年半にかけての、4ストローク車が世界ロードレースGPで活躍していた時代、MVアグスタは270のGP勝利、38のGPライダー・タイトル、そして37のGPコンストラクター・タイトルを獲得した最強のGPチームでした。
FIM統括の世界選手権として、SSPは最高峰ステータスとは言えないのかもしれませんが、もし今年こそMVアグスタがF3・3気筒でタイトルをゲットすれば、世界ロードレース選手権500ccクラスでP.リードがタイトルを取った1974年以来の偉業となります。
クルーゼルとザネッティが、FP総合で1、3位を獲得。決勝に乞うご期待です!
SSP第3戦スペインのフリープラクティス(FP)総合首位のJ.クルーゼル。昨年はMV勢唯一のSSPウィナーとして3勝を記録。ランキング4位に入りました。なおFP総合のトップ10には、4台のMVアグスタF3 675が入りました。
photos.worldsbk.com昨年度SSP年間3位のL.ザネッティはFP総合3位。なお4位にもMVユーザーのR.ロルフォが入り、G.レイが10位につけています。
photos.worldsbk.com前戦のタイラウンドでは、クルーゼルが今季初優勝を記録。果たして連勝を飾り、現在のランキング3位からさらに上へ浮上することができるのか? 決勝の結果をSBKとともに楽しみにしましょう!