最近日本では、高齢者の運転による事故の問題がクロースアップされてますね。日本より自動車の民間での普及がかな〜り早かったアメリカでは、この問題についてかな〜り前から頭を悩めてました。公共交通のないエリアや、便の悪いエリアの移動の問題もあるので、非常に解決が難しい課題ですね(各種自動運転技術の発展が、解決のカギになるのでしょうか?)。

ま、それはさておき? 一方では、若者顔負けでバリバリとしっかり愛車を運転する矍鑠(かくしゃく)としたご老人もたくさんいらっしゃいます。ちょっと古いソースで恐縮ですが、アメリカの一流メディアであるNew York Timesが2011年に報道したこの動画、登場するのは当時101歳の老婦人!と、車齢82歳!のパッカード740ロードスターです。

エレガントなアメリカン・オールドカーのハンドルを握るのが、マーガレットさんその人です!

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筋金入りの、オールドカー・エンスージャスト!

1910年ミシガン生まれのマーガレット・イザベル・ダニングさんは、1930年代からバリバリ働いていたビジネスウーマンでした。自動車会社、銀行を経て、1940年代からはマサチューセッツ州プリマスで小売店の経営者として活躍。成功した実業家として、プリマス地方でのボランティア活動にも尽力。地域の尊敬を集めていました。

ニューヨークタイムスのインタビューに答えるマーガレットさん。

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実業家、篤志家であるマーガレットさんのもうひとつの顔が、熱烈なオールドカーファンとしての顔です。彼女は今まで何台ものオールドカーをレストア。そのうちの1906年型フォードや1930年型キャデラックは、自動車博物館に寄贈しています。

愛車であるパッカード740ロードスターのメンテナンスも、マーゲットさん自身が行っています。

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残念なお知らせですが・・・。

誠に残念ながら、転倒(転落?)での負傷によりマーガレットさんは昨年5月に104歳でお亡くなりになりました。多くの人に愛され、多くのオールドカーを愛したマーガレットさんのご冥福をお祈りします。

101 Margaret Dunning drives a Packard 740

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