ちょっと前に、モトGP公式のYouTubeで公開された映像ですが、コレがなかなか面白いです。内容はオンボードカメラ(車載カメラ)の30周年・・・その間の技術の進歩を紹介するものです。

最初はR.マモラのマシンに搭載されたのですね・・・。

こちらは1985年シーズンのホンダNS500。ランディ・マモラの車両です。

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動画では、30年前のオンボードカメラシステムを詳細解説。今のモノより17倍重かったそうです。

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燃料タンクの上面に、アレコレと機器を収納・・・。カメラはフロントフェアリングのスクリーン内側、アンテナはシートカウル上に搭載されていました。

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なんとこの時、マモラは見事優勝しています。

この初期のオンボードカメラシステムが使われたのは、1985年のダッチTT(アッセン)。2.8kgものシステムを車体の上側に集中して取り付けるのは、かなりハンデになりそうな気がします。しかし、マモラは見事このレースで勝利しました。この日の決勝レースは雨・・・雨のレースが得意なマモラに、この状況はプラスにはたらいたのでしょう。

これがその時の、マモラ車のオンボード映像です。これは貴重な映像ですね・・・。

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オンボードカメラの迫力ある映像は、大きなセンセーションを当時巻き起こしました。そして30年経った今、オンボードカメラで撮影できる映像のバリエーションは、非常に多く増えたのはみなさんご存知のとおりです。

マルケスの迫力あるライディングフォームを撮影する、シートカウル上のカメラ。

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真正面・真後ろだけでなく、横方向も自由自在に撮影可能です。技術の進化は素晴らしいですね。

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モータースポーツ同様、撮影技術にも歴史あり・・・を感じさせてくれる動画です。ぜひご覧になってみてください。

#OnBoard30Years: Celebrating 30 years of On Board action

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