現在、ヨーロッパのカスタムシーンには、メーカー発の三大潮流が巨大なトレンドになっています。

YAMAHAの Yard-BuiltBMWの R nineT Custom Contest_、そしてハーレー・ダビッドソンの Battle of the Kings、の3つです。
これらは、これまでメーカープロダクトはいじるな、触るな、弄ぶな、という姿勢でいたのに対して(でもそれって製造者からしたら当たり前の気分です、最高の製品と信じてリリースした商品をカスタムするなんて、ね)、いまやメーカー側が カスタムのベース車両を作り、カスタムビルダー達のクリエイティビティに挑戦するようなプロジェクトを果敢に打ち出しているのです。

いやー世の中変わりましたね!でも、だからバイクは面白いんです。
車には逆にいまやこういうカスタム文化って、下火ぽいですからね。

なかでも最近ロレンスが注目しているのは、いや、注目せざるを得ないのがYAMAHAです。彼らは、いま謎の新プロジェクトを推進し、マーケットにさらに火を入れようとしているからです。
YAMAHAの、Yard-Builtに続く、新しいプロジェクトに起用されたのは木村信也氏。ロス在住の伝説的なカスタムビルダーです。

Faster Sonの詳細はまだよくわかりません。
ただ、木村信也氏自身が出演するプロモーション動画が公開されており、少年時代に父とともに憧れた飛行機への夢と、父に乗せられていた古いヤマハの思い出が一つになり、木村信也自身の手によって、新たな命を吹き込まれたカフェレーサーとして蘇る様子が紹介されています。

この動画はチャプター1。今後どのような展開を見せるのでしょうか。
超期待して待ちましょう。

父とともに飛行場に通った木村少年 in 1975

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そしていま。不動車となって倉庫に眠っていたヤマハを見つめる木村氏

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自らレストアすることを決意する。

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徐々に仕上がっていく

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ボディにはthe FASTER SONの文字が

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組み上げたカフェレーサーにまたがる。

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スロットルを握る右手に思わず力が入る。これからも全開だ。

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世界のカスタムシーンを牽引するYAMAHAの試み。次の一報をお待ちください。

Faster Sons: Building Bikes to Believe in

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