アメリカ・アラバマで独自のモーターサイクルを作るMotusが、同社のFacebookページで最新の過給器(スーパーチャージャー)付きモデルを紹介しています。

1.6リッターV4エンジンに過給器の組み合わせで、230馬力以上の最高出力を発揮!

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ユニークな視点で作られたアメリカンモーターサイクル

2011年のデイトナバイクウィークで公表されたMotusのV4モデルは、この手の少量生産車にありがちな超弩級高額スーパースポーツや、超弩級カスタム風クルーザーではなく、スポーツツアラーとして作り上げられているのが特徴といえるでしょう。また2014年型の市販車は3万ドル〜という価格で、この手のモデルにありがちな「目玉の飛び出るような」設定ではありませんでした。

2012年型プロト。右は創業者のリー・コン。左はデザインディレクターのブライアン・ケース。

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Motusの1.6リッターV4エンジンは、シボレーのスモールブロックV8の技術をベースにKatech社が開発。シャシーと変速機は、米自動車産業と深く関わるプラット&ミラー社が担当しています。デトロイトエリアの自動車産業の力を、モーターサイクル造りに活かしたのが、Motusの特徴といえるでしょう。

90度水冷V型4気筒1650ccエンジンのエクスプロージョンビュー。OHV2バルブという古典的バルブトレイン構成に、マルチポイント-フル・シーケンシャル式インジェクションやライドバイワイヤなどの最新技術を組み合わせているのが特徴です。

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2014年型MST。パニアケースを装着する、スポーツツアラーとして仕上がっています。

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アメリカンマッスルバイク路線?

Motus: Race to the Starting Line

youtu.be

こちらの動画は米ボンネビル塩湖での速度記録挑戦を収録したムービーです。スポーツツアラーの分野にはBMWやホンダなどの強力なライバルがいますが、アメリカ唯一の存在として今後の発展を期待したいです。

さて、冒頭で紹介した過給器付きモデルですが、先日米で開催された「ハンドビルドモーターサイクルショー」にも登場し話題になりました。市販されると同社初のネイキッドかつ過給器付きモデルということになりますが、さてどうなるのか・・・続報を楽しみに待ちたいです。