かくれ脱水ってなに!?
私たちの体のほとんどは水分(体液)で構成されています。その割合は大人で60%、お子さんで7、80%、お年寄りは50%を占めており、この体液が酸素や栄養素を運搬したり、老廃物を対外に排出したり、汗を出すことで体温調整したりするわけです。
最近では厳しい夏の暑さもあり、大量の発汗、過剰な水分摂取による下痢や熱疲労による嘔吐といった症状から「脱水症状」に陥る人も多く、夏になると決まって『脱水対策』が叫ばれています。
そのため、夏=脱水、というイメージがある方も多いのではないでしょうか?
脱水に季節は関係ありません!
脱水症状は発汗などの多い夏になりやすい、というだけであって季節だけの問題ではありません。運動により水分が失われ補給しなければ発症しますし、発熱時などにも注意が必要です。
そして、ドライブ中の脱水も増えているといいます。
冬や帰省時のドライブ中はとくに注意!
冬は温度・湿度とともに乾燥するため、乾燥した空気は湿度を保つために私たちから水分を奪います。
とくに冬の車内では、エアコンによる湿度の低下も激しく、渋滞を考慮し移動中の水分摂取を控える傾向と相まって、気づかないうちに脱水症状に陥るかくれ脱水の危険性も。
実際にかくれ脱水になると、集中力の低下や疲労感の増幅、気分が悪くなったりといった症状が現れます。もちろん運転手だけの問題ではなく同乗している人も同じです。
わかりやすい! かくれ脱水啓発ムービーはこちら
Honda DRIVE WATER
啓発ムービーにもありますが、今回Hondaさんは、「かくれ脱水」の認知拡大のために、「Honda DRIVE WATER」を制作。こちらは本田技研工業のTwitterにてプレゼントされたものですが(受付は終了済み)、そのデザインが秀逸でわかりやすいんです。
ドライブ時間によって必要な摂取量は変わる
脱水対策だからといって、過剰に水分を摂ってしまうのは逆効果。時間あたりに適切な摂取量というのは決まっています。それがHonda DRIVE WATARのラベルを見れば一目瞭然!
時間あたりの摂取量目安
・1.0時間のドライブ=200ml
・1.5時間のドライブ=300ml
・2.5時間のドライブ=500ml
上記摂取量やかくれ脱水についての監修は、ナビタスクリニックの理事長である久住 英二(くすみ えいじ)氏によるもの。分かりやすい医療解説を得意とし、さまざまなメディアでコメンテーターとして活躍している方です。
医学的にもしっかりと検証されている「かくれ脱水」。
帰省やロングドライブを予定している方は、ぜひとも上記水分摂取量を参考に快適な移動時間をお過ごしください!