クルマを「走る電源」として使うという考え方
電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)、燃料電池自動車(FCV)などの電動車両には、たくさんの電気を貯める能力や発電する能力があります。
そのチカラをPower Exporter 9000を介して電源に活用すると……大型電気製品からパソコンなどの精密機械まで、こんなにいろいろなものをイッキに動かせるのです。
最大9kVAを出力することから、電動車両を災害時の非常用電源として、避難所や小規模のオフィス・店舗などで活用するのに最適。排出ガスも無く音も静かなので、周囲や環境の負担を気にすることなく、屋外イベントや夜間工事など、いろいろな場所で多彩な用途に使用することができます。
どんなところで活用されているの?
災害時の停電に備える練馬区
大練馬区では、規模地震などの災害が発生した場合の避難拠点の緊急電源として、EV(電気自動車)、FCV(燃料電池自動車)等を活用する取り組みが始まっています。
災害時に電動車両とPower Exporter 9000を避難拠点へ派遣して、照明や携帯電話の充電などに電動車両の電力を供給したり、「災害時協力登録車制度」と呼ばれる区民や事業者が所有する電動車両を避難拠点の緊急電源として活用する制度を設けて、災害時の電源確保の取り組みを進めているんです。
災害派遣医療チームの実動訓練
DMAT(災害派遣医療チーム)訓練にて医療機器やICT機器などの精密機器に高品質な電力を供給にPower Exporter 9000を活用。全ての電子機器が正常に作動しました!
大型ライブでの電源供給
エンターテイメント領域での活用も期待されています。
「LUNA SEA The Holy Night 2017@さいたまスーパーアリーナ」で、メンバー5人全員の演奏機材の電力に燃料電池自動車を使用。Power Exporter 9000を介して高品質な電力を供給され、2日間のライブを支えたのです。
クルマで明かりをひろげよう
クルマとつながることで新しい価値を生み出すことができるPower Exporter 9000。Hondaのエネルギーに関する取り組みに、これからも目が離せません! もっと知りたい方は以下からどうぞ。