温泉の宝庫『三瓶山』
夏は新緑の中国山地を抜け、島根の三瓶山や日本海側を走るのも好きです。
@mori.700xさんのインタビューより引用
島根県の中心に位置する三瓶山(さんべさん)は、主峰の男三瓶山を中心に6つの峰が環状に連なった活火山。周辺は温泉の宝庫にもなっているので温泉巡りを楽しみに行くのもおすすめだが、走るのにも持ってこい場所だ。
三瓶山をぐるっと一周できる三瓶山高原道路は、三瓶アイリスラインとも呼ばれており、広大な草原とそびえ立つ山々の中を駆け抜ける爽快なツーリングスポット。一周は約15.9kmと短めで、景色を眺めている内にあっという間に一周してしまうだろう。
三瓶山の西山麓は特に景観が素晴らしい上に、『浮布池(うきぬのいけ)』という噴火によってできた湖があり、2つの峰が水面に映える様子は格別の美しさだ。春から秋まではボートに乗って湖の上から自然を満喫することもできる。
広島方面から三瓶山へ行く際は、三次ICを経由して国道54号を松江方面に進み、県道40号から行くと良いだろう。
美しい海の上を駆け抜ける『角島大橋』
春・夏のおすすめツーリングスポットは、やはり夏の角島大橋の絶景ですかね。
天気の良い日にバイクで橋を渡ると最高に気持ちが良いです。@riku_6gameさんのインタビューより引用
ドラマやCMで一躍有名になり、日本のみならず世界でも注目を集めているのがこの角島大橋。自然豊かな山口県の中でも屈指の絶景だったという声もよく挙がっており、一度は訪れたいツーリングスポットの1つだ。
周辺の海は透明度が高く澄み切っており、太陽の光の加減によって水面がエメラルドグリーンから紺碧色まで変化する。また、夜は橋全体がライトアップされ、光が照らす海と夜空の演出が昼とは違った幻想的な一面を見せてくれる。朝昼晩いつ訪れてもその景観に感動することだろう。
角島の中には展望台から景色を一望できる『角島灯台公園』や、海を眺めながら食事ができる『角島テラス』など、フォトジェニックスポットが至るところにある。
福岡方面から角島大橋へ行く際は、下関ICを経由して国道191号線に乗っていくと海沿いの景色を楽しみながらツーリングできるだろう。
日本のスイス『四国カルスト』
春はピンクに染まる山々を見られるので海より山。四国カルスト(愛媛&高知)、石鎚スカイライン(愛媛)の景色は何度も停まってしまうほど綺麗です。
@Bw6gQroAdw0さんのインタビューより引用
日本三大カルストの1つで日本のスイスとも言われているのが、愛媛県と高知県との県境にある四国カルスト。
『天空の道』と呼ばれている県道383号線は四国カルストを東西に縦断する道で、標高1000m〜1500mに広がる風景を眺めながら走行できる絶景ロードだ。
四国カルスト中心にある『五段高原』は特に景観が優れており、草原に突出した石灰岩群が美しく、放牧された牛を間近に見ることも。非日常的な光景はまるで海外へ来たかのような気分に浸ることができる。
『五段高原』を東に進んだ先にある『天狗高原』は最も高い場所にあり、どこまでも続く広大な山脈を見下ろせる360度パノラマは圧巻。四国カルストの頂点に建つ『天狗荘』で満点に広がる星空を眺めながら一泊するのもおすすめだ。
松山方面から四国カルストに行く際は、国道33号線を高知方面へ向かい、柳谷の落出から「柳谷大橋」の巨大ループ橋で国道440号へ行くと良いだろう。
絶景ロード多数『阿蘇』
春夏のツーリングスポットは やっぱり阿蘇ですね。
絶景を見ながら走るワインディングは最高です!@2.hiro.22さんのインタビューより引用
阿蘇は九州のライダーにはおなじみで、九州でツーリングするなら阿蘇を選んでおけば間違いないと言われているほどで、近辺にあるツーリングコースはどれもハズレなしの道路だ。阿蘇へ行く際は定番の道をおさえておきたい。
阿蘇の『ミルクロード』には全国的にも有名な道で、阿蘇外輪山の最高度地点にある展望所『大観峰展望台』は、阿蘇の大自然を一望できる数多くのライダーに愛された場所だ。
また、『ミルクロード』から行ける『阿蘇パノラマライン』は、阿蘇の自然とワインディングが同時に楽しめる絶景ロードとなっているので、こちらもぜひ訪れていただきたい。
福岡方面から阿蘇に向かう際には、『やまなみハイウェイ』を通ることがおすすめ。大分と阿蘇をつなぐ日本百名道にも選ばれている道で、大高原に放牧された牛や馬と見ながらのんびり駆け抜けることができる爽快なルートだ。
まとめ
いかがだっただろうか?遠征してでも行く価値がある唯一無二のツーリングスポットをぜひ走りに行ってみよう!
今回ご紹介した場所の一覧はこちらでご確認を。