2018年11月18日に行われたFIA Macau GT Cup。世界トップクラスのハコの名手が揃う世界一決定戦は今年もハイレベルなレースが展開されました。

予選レースはファーファスが優勝し決勝レースのポールポジション獲得!

前日に行われた予選レースではBMWのアウグスト・ファーファス(BMW Team Shnizer)

が優勝し、決勝でもBMWとして初めての優勝を狙います。2位にはラファエル・マルチェッロ(Mercedes-AMG Team GruppeM Racing)、3位にマーロ・エンゲル(Mercedes-AMG Team GruppeM Racing)が続き、マカオマイスターのエドアルド・モルタラ(Mercedes-AMG Team GruppeM Racing)が4番手から優勝を狙います。

前日レースができなかった松田次生(KCMG)でしたが、徹夜でマシンを直し決勝レースに臨みました。

ファーファスがBMWに初めてのマカオGT Cup優勝をプレゼント!

決勝レースは去年と違い、クラッシュもSCも入らないレースとなりました。

ファーファスが昨日のレース同様素晴らしいスタートをきり、リスボアをトップで通過します。

序盤は2位のマルチェッロがファステストでファーファスを追い、4位のモルタラのペースが上がりません。

ファーファスを追っていたマルチェッロでしたが、8周目のリスボアで痛恨のブレーキングミス!コースに復帰するも優勝の権利を失ってしまいました。

2位にはエンゲルが上がり3位にはモルタラという隊列となりましたが、ペースが上がらなかったモルタラが終盤になってファステストを連発。終盤のスパートのためタイヤを温存していたのです。

序盤から全開で逃げていたファーファスはタイヤがキツくなり、後続の3台が追いついてきましたが、ペースを守り抜き見事優勝!

BMWにとってマカオでのGT Cupでの優勝は初めての快挙。さらに長年BMWを牽引してきたシュレッサー代表のチャーリー・ラムがマカオで引退ということで、ファーファスはチャーリーに最高のプレゼントを送ることになりました。

画像1: www.macau.grandprix.gov.mo
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松田も13位で完走し貴重なデータを収集しました。初年度で体制も完璧ではない中最後まで走り抜きました。来年以降の日産の活躍にも注目です。

決勝結果

画像2: www.macau.grandprix.gov.mo
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