J.マルティンがポールポジションを獲得!佐々木歩夢が3番手グリッドを獲得!
前戦もてぎでベッツェッキに1ポイント差まで追いつかれたマルティンがポールポジションを獲得。2位には前戦もてぎでキャリア初表彰台を獲得したダリン・ビンダー(Red Bull KTM Ajo)、3位にここフィリップアイランドと相性が良い佐々木歩夢(Petronas Sprinta Racing)が入りました。
ランキング2位のベッツェッキは15番手と予選では失速、得意の決勝での追い上げが注目されました。
予選結果
大激戦のレースをアレナスが制する!23位スタートの鈴木が4位獲得!
スタートはガブリエル・ロドリゴ(RBA BOE Skull Rider)がトップで1コーナーに侵入するもすぐにマルティンがトップに返り咲きます。先頭集団ではトップが目まぐるしく入れ替わる展開で、誰も抜け出すことが出来ません。そんな中15番手スタートのベッツェッキがついにトップに浮上します。
しかしベッツェッキも集団から抜け出すことが出来ず、13周目にブレーキングミスしたロドリゴがベッツェッキに追突し両者リタイアに!タイでの悪夢が再びフィリップアイランドでも起こってしまいました。痛すぎるノーポイントという結果にベッツェッキの表情は暗く落ち込んでいました。
その後もロレンソ・ダラ・ポルタ(Leopard Racing)が単独で、ジャウメ・マシア(Bester Capital Dubai)とマルコス・ラミレス(Bester Capital Dubai)が絡む事故など波乱が続くレースは、10台以上のマシンがトップを争う状態でファイナルラップに。
混戦を抜け出したアルベルト・アレナス(Angel Nieto Team Moto3)が優勝!2位にはランキング3位のファビオ・ジ・ジャナントニオ(Del Conca Gresini Moto3)が入り、3位にニッコロ・ブレガの代役参戦のセレスティーノ・ヴィエッティ(SKY Racing Team VR46)が入り、参戦2戦目で表彰台を獲得しました。
23番手スタートの鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)は4位に入り今季ベストフィニッシュを記録しました。
ノーポイントに終わったベッツェッキに対し、マルティンはしっかり5位に入りポイントを獲得。12ポイント差に広げたものの、チャンピオン争いは最終戦までもつれることになるでしょう。