2018年10月21日に行われたMoto3日本GP。去年の大雨とは違い雲ひとつない快晴の中で、今回も激しい、そして最後までわからない熱戦が繰り広げられました!

ワイルドカード参戦を含め6名の日本人ライダーが参戦!注目の予選はロドリゴがポールポジションを獲得。

前日に行われた予選では、ガブリエル・ロドリゴ(RBA BOE Skull Rider)がポールポジションを獲得しました。2位にジョン・マクフィー(CIP - Green Power)、3位にはランキング2位のマルコ・ベッツェッキ(Redox PruestelGP)が入りました。

ランキングトップのホルヘ・マルティン(Del Conca Gresini Moto3)は4番手スタート、ランキング3位のファビオ・ジ・ジャナントニオ(Del Conca Gresini Moto3)は15番手からのスタートと後方から追い上げを強いられました。

日本勢トップは真崎一輝(RBA BOE Skull Rider)が8位、佐々木歩夢(Petronas Sprinta Racing)が13位、鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)が26位、鳥羽海人(Honda Team Asia)が28位、ワイルドカードの岡崎静夏(Kohara Racing Team)が29位、同じくワイルドカードの福嶋佑斗(Team Plus One)は30位となっています。

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予選結果

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マルティンがまさかの転倒!ベッツェッキが大激戦を制しランキングでマルティンに急接近!

決勝はスムーズなスタートでしたが、1週目の3コーナーでアロン・カネット(Estrella Galicia 0,0)が転倒。2周目には福嶋が10コーナーで転倒してしまいます。

トップ集団は1位から13位までで、佐々木と真崎がトップ集団の後方につけ周回を重ねます。

そんな中、6周目にランキング3位のジ・ジャナントニオがビクトリーコーナーでハイサイドし転倒!大きなクラッシュですぐにメディカルセンターに運ばれます。

8周目、トップ集団につけていた真崎も3コーナーで転倒!すぐにレースに復帰するも痛い転倒となってしまいました。

複数台で行われたトップ争いでしたが、残り6周のダウンヒルストレートのブレーキングで4位につけていたマルティンがなんと転倒!復帰を試みるの無念のリタイヤ、ノーポイントとなってしまいました。

順位を入れ替えながらトップ争いはファイナルラップに突入。先頭のベッツェッキをこれまで表彰台に登ったことのないダリン・ビンダー(Red Bull KTM Ajo)がパスしトップに浮上!最大のオーバーテイクポイントでもあるダウンヒルストレートも抑えトップで最終コーナーを抜けますが、ホームストレートでスリップを使ったベッツェッキが抜き返し優勝!さらに3位につけていたロレンソ・ダラ・ポルタ(Leopard Racing)も0.001秒差で2位でフィニッシュ!ビンダーはトップで戻ってくるも3位フィニッシュとなりました。

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日本勢最上位は佐々木の7位、鈴木は15位で入賞、鳥羽は17位、真崎は22位、岡崎は23位、福嶋は24位フィニッシュとなっています。

ワイルドカード参戦の岡崎と福嶋は、準備期間も少なく、さらにレギュラー参戦しているライダーと違うバイクでの参戦のため苦しいレースとなりましたが、世界で経験出来た事を次に活かしてもらいたいと思います!

決勝結果

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マルティンがノーポイントに終わり、ベッツェッキが優勝した事で2人のポイント差はわずか1ポイントに。今シーズンも残り3戦ですが、チャンピオン争いは最終戦までわからなくなってきました!次戦は翌週に行われるオーストラリア・フィリップアイランドです!

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