ワイルドカード参戦を含め6名の日本人ライダーが参戦!注目の予選はロドリゴがポールポジションを獲得。
前日に行われた予選では、ガブリエル・ロドリゴ(RBA BOE Skull Rider)がポールポジションを獲得しました。2位にジョン・マクフィー(CIP - Green Power)、3位にはランキング2位のマルコ・ベッツェッキ(Redox PruestelGP)が入りました。
ランキングトップのホルヘ・マルティン(Del Conca Gresini Moto3)は4番手スタート、ランキング3位のファビオ・ジ・ジャナントニオ(Del Conca Gresini Moto3)は15番手からのスタートと後方から追い上げを強いられました。
日本勢トップは真崎一輝(RBA BOE Skull Rider)が8位、佐々木歩夢(Petronas Sprinta Racing)が13位、鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)が26位、鳥羽海人(Honda Team Asia)が28位、ワイルドカードの岡崎静夏(Kohara Racing Team)が29位、同じくワイルドカードの福嶋佑斗(Team Plus One)は30位となっています。
予選結果
マルティンがまさかの転倒!ベッツェッキが大激戦を制しランキングでマルティンに急接近!
決勝はスムーズなスタートでしたが、1週目の3コーナーでアロン・カネット(Estrella Galicia 0,0)が転倒。2周目には福嶋が10コーナーで転倒してしまいます。
トップ集団は1位から13位までで、佐々木と真崎がトップ集団の後方につけ周回を重ねます。
そんな中、6周目にランキング3位のジ・ジャナントニオがビクトリーコーナーでハイサイドし転倒!大きなクラッシュですぐにメディカルセンターに運ばれます。
8周目、トップ集団につけていた真崎も3コーナーで転倒!すぐにレースに復帰するも痛い転倒となってしまいました。
複数台で行われたトップ争いでしたが、残り6周のダウンヒルストレートのブレーキングで4位につけていたマルティンがなんと転倒!復帰を試みるの無念のリタイヤ、ノーポイントとなってしまいました。
順位を入れ替えながらトップ争いはファイナルラップに突入。先頭のベッツェッキをこれまで表彰台に登ったことのないダリン・ビンダー(Red Bull KTM Ajo)がパスしトップに浮上!最大のオーバーテイクポイントでもあるダウンヒルストレートも抑えトップで最終コーナーを抜けますが、ホームストレートでスリップを使ったベッツェッキが抜き返し優勝!さらに3位につけていたロレンソ・ダラ・ポルタ(Leopard Racing)も0.001秒差で2位でフィニッシュ!ビンダーはトップで戻ってくるも3位フィニッシュとなりました。
日本勢最上位は佐々木の7位、鈴木は15位で入賞、鳥羽は17位、真崎は22位、岡崎は23位、福嶋は24位フィニッシュとなっています。
ワイルドカード参戦の岡崎と福嶋は、準備期間も少なく、さらにレギュラー参戦しているライダーと違うバイクでの参戦のため苦しいレースとなりましたが、世界で経験出来た事を次に活かしてもらいたいと思います!
決勝結果
マルティンがノーポイントに終わり、ベッツェッキが優勝した事で2人のポイント差はわずか1ポイントに。今シーズンも残り3戦ですが、チャンピオン争いは最終戦までわからなくなってきました!次戦は翌週に行われるオーストラリア・フィリップアイランドです!