世界で愛されるホンダ車:ドイツニュルブルクリンク編はこちらから。
日本車のホームグランド!
アメリカやドイツ、フランス、イタリアが右側通行。つまり左ハンドル車が多く走っている。そこで見かける日本車は、いかに左ハンドル仕様だとしても、とてもアウェー感が強い。しかし日本と同じ左側通行、そしてクルマが右ハンドル仕様の国のイギリスやオーストラリアは、逆に日本車にとってまさにホームグランド。そしてニュージーランドも実は同じ左側通行である。
今回、私は初めてニュージーランドに行ってきたが街中を走る日本車のとても多いことに驚いた。トヨタ、スバル、ホンダ…。よくよく考えてみれば、ハンドル位置を変えることなく日本と同じ右ハンドル車で走ることができるのだから、それはまあ自然な流れなのかもしれない。
訪れたのは6月末、そして場所は南島のクイーンズタウンと北島のオークランドである。ニュージーランドといえば、季節は日本と反対である。つまり日本が初夏だったようにニュージーランドは初冬であった。ちなみにニュージーランドと言えば、バンジージャンプ。そのバンジージャンプ発祥の地がニュージーランドのクイーンズタウンだというのはあまりにも有名な話だ。
最初に訪れたクイーンズタウンでは、スキーシーズンに突入したようで、スキーやスノボを楽しみに来ていた人も多い。そんな場所柄なのか街中を走ってるクルマにはSUVが多く見られた。日本車も走っていた多くが4WDモデルだった。
クイーンズタウンのメインの観光スポットのひとつといっていいワカティプ湖(ニュージーランドで3番目に大きい!)周辺はとても賑わっていたのだが、そこで見つけましたホンダ車を! やはりというか当然というか、CR-Vがここでも人気モデル! とてもよく見かけました。他にはジャズ(日本名フィット)やシビックなども見かけたが残念ながら撮影には失敗(走っていたのでカメラを出したときには見えなくなってました)、見かけた台数で言えばやはりCR-Vがダントツだった。
そしてニュージーランドの中心地、かつての首都オークランドに移動。さっそく海に近い街中をぶらぶらしてしているとなんとプレリュードを発見! これもカメラ(いや、スマホ)を出したときには走り去ってしまったので撮影には失敗。とても残念である。
せっかくオークランドに来たのだから、カジノで少し遊んで行くか、とSKY CITYの方向に歩いて行くと、たまたまホンダ車を発見! それはなんとも懐かしいCROSSROAD(クロスロード)だった。このクルマの格好は結構好きだったよな、なんて思いながら撮影にも成功したのです。
実はこのクロスロードは2世代目(2007年〜)。初代クロスロード(1993年〜)は、なんとランドローバーグループからのOEMでディスカバリーの供給を受け、それをベースにしてホンダ クロスロードとして販売していたんだよなぁ、なんて思いながらもオークランドを後にしました。さて、次はどこでどんなホンダ車に会えるのか。楽しみだ。