予選残り1分50秒でセッション終了!C.アイロットが今季初ポール獲得!
前日の6月29日に行われた予選はART勢がトップタイムを更新していく展開になりました。フリー走行では合わせきれていない印象でしたがさすが強豪チーム、しっかし予選に合わせてきたといった印象です。予選も残り2分を切った時、現在ランキングトップのアンソニー・ユベール(ART GRAND PRIX)がコース上でストップ!赤旗中断で全車ピットに戻ります。
サーキットの全長が短いレッドブル・リンクでは残り一周タイムアタックが可能な時間でしたが、レースコントロールがセッション終了を発表。赤旗になる前の順位がそのままレース1のグリッドになりました。
ポールはカラム・アイロット(ART GRAND PRIX)今シーズン初ポールポディションとなりました。2位にジェイク・ヒューズ(ART GRAND PRIX)、3位にアレッシオ・ロランディ(TRIDENT)が入りました。
予選結果
C.アイロットが完勝!前戦に続き連続ポールトゥウィン達成!
迎えた決勝レースはGP3らしい至る所でバトルが繰り広げられる白熱の展開となりました!
スタート直後にジョーイ・モーソン(ARDEN)がコース上でストップ。いきなりセーフティーカーが出動、4周目にレースが再開されます。その時ジェイク・ヒューズ(ART GRAND PRIX)とレオナルド・プルチーニ(CAMPOS)がセーフティーカー中の追い抜きで審議されます。結果2人ともお咎めはなしでした。
そのヒューズとプルチーニのバトルはプルチーニが前に出て2位に浮上。そのバトルの間にトップのアイロットは逃げていきます。
予選19位からスタートしたアンソニー・ユベール(ART GRAND PRIX)は8位まで順位を回復、見事なオーバーテイクショーを披露しますが、なんとチームメイトであるニキータ・マゼピン(ART GRAND PRIX)と接触し17位まで後退してしまいます。
ルーキーのペドロ・ピケ(TRIDENT)はヒューズをパスし4位に浮上、スタートでは他車との接触もありましたが見事にレースをまとめました。
明日のポールポジションがかかる8番手争いはシモ・ラークソネン(CAMPOS)とデヴィット・ベックマン(JENZER)の一騎討ち。激しく順位を争いながらも非常にフェアなバトルを見せてくれました!ベックマンが8位を獲得しています。
ジュリアーノ・アレジ(TRIDENT)とライアン・ティベター(TRIDENT)のチームメイトバトルはファイナルラップにアレジが制し6位、スプリントに強いアレジにとって明日の優勝が狙えるポジションでのフィニッシュとなりました。優勝は一度も首位を譲らなかったアイロットがポールトゥウィン!前戦フランスレース2に続く連続ポールトゥウィンとなりました!2位はプルチーニ、3位はロランディとなっています。
レース1暫定結果
レース2の模様は7月1日16時45分からDAZNで放送されます!(見やすい時間で助かる!!)なんとアイロットがユベールを抜いてランキングトップに躍り出ました!前戦からの流れが非常に良く、アイロットは「勝ち方を知った」のではないかと思わせる見事なレースを見せてくれました!F1だけでなくF1直下のカテゴリーにも注目して見てくださいね!