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今回見かけたホンダ車は?
欧州の自動車メーカーのグローバルイベントは、やはりドイツやオーストリア、スペイン、ポルトガル、オランダ、イタリア、フランスなど西欧の国で開かれることが多い。なかでもスペインやポルトガルは、新型車の本格的デリバリー前に私たちのようなメディアに試乗させる国際試乗会が多く開催される場所である。一年をとおして気候が温暖であり、冬期は道が凍るなど天候や条件の悪いドイツなどと比べると人気が高いのである。
そんな海外で街中を走っているときに、つい目で探してしまうのが日本車だ。どんなクルマが走っているのか、どのように使われているのかが気になってしまう。今回は、スペインのバルセロナ近郊、タラゴナで開催された欧州メーカーの国際試乗会に参加したときに見かけたホンダ車だ。
「CR-V」のモハベミストメタリックというボディカラーに遭遇!
こうした国際試乗会の場合、通常の試乗コースは、一般道、高速道路、ワインディングロードなどだが、ワインディングロードに入ってすぐにそのクルマに遭遇した。運転を代わり、ちょうど助手席で新型車の乗り心地をチェックしているときにCR-Vが見えたのだ。ボディカラーもゴールドに近いものだ。帰国して調べたら、モハベミストメタリックというボディカラーのようだ。
ところで、海外で見かけるボディカラーは色が付いているものが多い。たとえばシルバー、レッド、グリーン、ブルーなどなど本当にバライエティに富んでいる。日本のようにホワイトとブラックのクルマばかりが走っているなんてことはほとんどない。
なかなかハイペースでコーナーを駆け抜けている。こうしたワインディングロードをそれなりのスピードで走るにはドライバーの技量も必要だが、それに応えるクルマの性能も大切なのである。こちらは今年秋に日本導入される欧州メーカーの新型車。そのハイスペック版なのでこうしたワインディングロードを走るのも余裕綽々、つまり楽勝だ。それと同じペースで走ることができるので「あのCR-V、なかなかやるなぁ」となったわけだ。ちなみにCR-Vは、このあとすぐに左折してしまったので、とっさに撮影できたのは、この3枚のみ。
このクルマは、2代目CR-Vである。1995年にデビューし、累計100万台(1995年10月〜2001年7月まで)を販売した初代CR-Vの後継モデルである。テールゲートにスペアタイヤを装着しているので、日本ではパフォーマーというグレードで販売されていたものだ。
またテールゲートは横開き式で、スペアタイヤが装着されていたのでそれなりに開閉には重さを感じるのだが、リアガラスだけが独立して開閉するのでそれを使えば荷物を簡単に入れることができて重宝した記憶がある。
ちなみに現在は、5代目CR-Vがデビューを間近(2018年夏デビュー予定)で、ホンダの公式サイトでは、新型CR-Vの情報が掲載されている。
さて次はどんなホンダ車に海外で会るのか、楽しみでならない。