高速道路では「タイヤのパンク」と「燃料切れ」の救援が4割
2017年のゴールデンウィークにJAFが行ったロードサービスは、全国で6万1675件、1日平均6852件。つまり約12.6秒に1件の割合で、誰かが救援を求めたということ!
特にこの期間に利用が多い高速道路でのトラブルは、「タイヤのパンク」が最も多く905件(高速道路全体の約29%)、次いで「燃料切れ」の378件(高速道路全体の約12%)でした。
空気圧が低いとタイヤがたわみやすく、スタンディングウェーブ現象※が起こりやすくなります。タイヤがたわむと熱を持ち、内部のベルトとゴムが剥離したり、コードと呼ばれる繊維が損傷し、バーストにつながります。
※スタンディングウェーブ現象とは?
空気圧が低いタイヤで高速走行を続けると、 タイヤ接地面より後ろ側が波打つように変形する現象のこと。 連続したたわみでタイヤが発熱し、 最後にはバーストを起こす。
空気圧不足のタイヤで長時間走行すると法定速度内でもバーストする可能性があるので、長距離運転の前にはタイヤの点検を行い、安全なドライブを心がけてくださいね〜!
トラブルで停車した際は、 まず安全確保を!
万が一高速道路上でトラブルがあってしまったら、あわてず、まず同乗者を含め全員が車外の安全な場所に避難してから救援連絡を。高速道路上や路肩でのタイヤ交換等の作業は重大な事故に直結する大変危険な行為のため、 絶対に行わないようにしましょう。
JAFではその「危険な状態」を体感できるVR動画を公開しています。高速道路の路肩に立った人の目線で高速道路上がいかに危険かがわかる動画です。ぜひご家族にも教えてあげてくださいね!
JAF360度VR動画「高速道路編」
走行中の車両から救援待ちの見え方
救援待ちを疑似体験(時間帯の違い)
救援待ちを疑似体験(避難場所の違い)
ここまで読んでくれたあなたの準備はもうバッチリ!たのしい連休をお過ごしくださいね。