イギリス陸軍の使用してきた世界最速と言われたヘリコプターが引退。更に進化した次世代機に取り替えられます。

40年間にも渡って軍に貢献

イギリス陸軍及び海軍も採用したWestland社製Lynxが今月の末に現役を退くようです。今後は最新式のWildcatが登場するとのこと。

画像: newatlas.com
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Lynxは1978年に採用され、イギリス陸軍及び海軍の為に開発されました。宙返りやロールが出来る機体として当時から重宝され、対戦車用、救助用、対潜水艦用としても使用されました。450機以上が生産され、海軍用の折りたたみ式ローターを採用した機体や、貨物輸送用など色々なバリエーションがありました。

その中でも特に注目を浴びたのが1986年に打ち出した世界最速記録です。最高速用に改良された機体で記録したスピードは時速400キロ。国際航空連盟の公式記録では未だ破られていない記録です。(非公式では更に高速な機体は存在している)

新型機がアグスタ!

交換で採用されるAgustaWestland社製のWildcatはより高性能になり、積載量も増え、更に高い高度での飛行が可能となるようです。AgustaWestland社はイギリスのWesland社とイタリアのAgusta社が合併され出来た企業で現在もヘリコプターの開発・生産をしています(親会社のレオナルド・フィンメッカニカ社は航空、防衛、宇宙などイタリアの安全保障を代表する企業)。アグスタと言われるとバイク乗りは反応してしまいますが、2輪のMVアグスタとは別。

画像: By Photo: PO(Phot) Si Ethell/MOD, OGL, commons.wikimedia.org

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