この方、ナイトクラブLUXの経営者でありながら、美人刑事のクロエの捜査協力をしているのですが、その正体はなんと地獄の王・暁の明星・悪魔の頂点=堕天使ルシファー(悪魔名サタン)だったのです。
超人気ドラマのセカンド・シーズンがNetflixでも配信開始したのでようやく見始めたです!
主人公は退屈した悪魔??
ルシファーというのは、神に叛逆して天国を追放され、地に堕ちて悪魔となる堕天使のこと。悪魔サタンとして有名です。
彼が本作で名乗る苗字のモーニングスターというのはつまり明けの明星、または暁の明星(天文学的には金星ですね)のことです。
彼は神によって追放され、地獄の王となり、堕ちてくる人間たちの生前の悪事に応じた罰を与える仕事をしていました。しかし、それに嫌気がさした彼は地獄を抜け出し、LA(ロサンゼルス=天使の街という意味)でクラブ経営者として享楽的な生活を送り始めるのです。見つめるだけで相手の本音を引き出す特殊能力と、女性なら誰でも蕩けさせてしまう性的魅力を持つ彼は、人間界にあっても夜の帝王として君臨するのです。
彼の傍らにはセクシーな女悪魔が影のように寄り添い、彼を守っています。地獄の王の不在を怒る神の命令で、地獄に戻るよう説得しにくる天使がなぜか黒人なのにルシファーと兄弟という設定なのもユニークで面白い。最初こそ剣呑な二人の関係ですが、徐々にコントのような息の合い方を見せ始めるのもやばいですw
文字通りの酒とバラの日々を楽しむルシファーでしたが、一人の美人刑事(クロエ)との出会いによって生活に変化が生まれます。そもそも人を罰する仕事をしていた彼ですから、悪人を探し捕まえるのは得意中の得意だし、それ自体が案外快感となることを知っている。しかも、どんな女性でもモノにできるはずのルシファーの魅力がなぜか通じないクロエに、ルシファーの悪魔的好奇心がくすぐられてしまうのです。(しかも、不死身のはずの彼が、クロエがそばにいると不死でなくなってしまう・・・。その危機的事実がルシファーには面白くてたまらないのです)
そこで、ルシファーは警察の民間顧問としての地位を得てクロエのパートナーとして、LAに起きるさまざまな事件の捜査に乗り出していきます。
悪魔≒天使と、刑事のバディムービー。それがこの「LUCIFER/ルシファー」なんです。
軽くてエロくてバカっぽいイケメン悪魔が大活躍する、破天荒なバディムービー。観なきゃ損!
見所はなんといっても、そもそも人間ではないルシファーやその仲間?たちのコミカルな言動です。そもそも彼は所構わず自分は悪魔だと公言するのですが、当然誰もそれを信じない。まあ当たり前なんですけどね。
人間が作ったルールを、あえて破ろうとするのではなく、単に知らないし関心がないから、ルシファーたちの振る舞いは、奔放をサクッと超えたレベルで自由です。
例えば、人間に興味を持ち、その暮らしに慣れはじめたルシファーの前に、セカンド・シーズンでは地獄から彼と同じように脱出してきたルシファーの母親が登場するのですが、一度は着させた服がセクシーすぎて周囲の男たちの関心を引きすぎることにうんざりしたルシファーが「この服はダメだ、脱がせないと・・・」と呟くと、街中にも関わらず母親(人間での見た目はセクシーな大人の女性姿になってます)は、一瞬に素っ裸w。その彼女の裸身を慌ててスーツの上着で隠そうとするルシファーの狼狽ぶりが”ああ、徐々に人間的になってきてるんだなぁー”と微笑ましく映るのです笑。
現在すでにサード・シーズンも用意されているようですが、ぼくはいまセカンド・シーズンを見始めました。 悪魔とは思えない快活であけっぴろげでエピキュリアンのルシファーは、もうエロすぎて笑ってしまうほどですが、徐々にその魅力にハマること疑いなし。
軽くて面白いので、あっという間に追いつきます、観てない人はぜひ騙されたと思って、観始めてください。
ハロゥ〜みなさん、はやく観てごらん〜♡