こんばんは、ほにゅうるい的ほにゅうるい、生田晴香です。
前にコラムに書きましたが、
「鳥類の祖先は恐竜」というのは、恐竜特集を色んなところでやってるおかげか、かなりの人に知られてきましたね。
そもそも恐竜は爬虫類であり、人間が分類学的に勝手に恐竜と鳥類に分けただけで鳥類はそもそも恐竜なので、今回は鳥類についてのコラムにします。
実は最近「博物ふぇすてぃばる」というイベントへ行きました。
現代の鳥の足の形についてまとめたレポートを読んだのですが、それが面白かったので参考にしつつ紹介させていただきます。
鳥類というのは約1万種類ほどいます。もちろん全て同じ足の形というわけではありません。
色んなタイプがあるのでみていきましょう。
ちなみに鳥の足の指は漢字で「趾」と書きます。
読み方である「あしゆび」だとスマートフォンの変換でなかなか出てこないので、「し」で変換してみてください。
「三前趾足」(読み方、さんぜんしそく)
鳥といえば基本こんな形してそうと思う方が多いと思いますが、木の枝にとまったり地面を歩いたりしやすいタイプです。
ニワトリ、カラス、ハト、文鳥などがこの足の形です。
「三趾足」(読み方、さんしそく)
エミューがそうなのですが、後ろのゆびが退化して前方のゆび3本だけのタイプです。
「二趾足」(読み方、にしそく)
鳥類では1番恐竜に近いと言われているダチョウがこのタイプです。
ダチョウのゆびは2本だけなのです。
「対趾足」(読み方、たいしそく)
しっかり掴む事ができるタイプです。
オウム、インコ、オオハシなどがこの足の形です。
可変対趾足(読み方、かへんたいしそく)
フクロウが変形タイプです。
普段は左の図の形なのですが、リラックスしたり地面にいる時に右の図になる事があります。
蹼足(読み方、ぼくそく)
みずかき(蹼)タイプです。
白鳥、アヒル、カモがこの足の形でスイスイ泳げます。
全蹼足(読み方、ぜんぼくそく)
4本のゆび全部にみずかきがついているタイプです。
ペリカンがそうですね。
ここまで見てみると、全ての鳥類の足の形が気になって気になって、しょうがなくなりますね。
他にも色んな足の形があるので、自分で調べてみてください。
中生代の恐竜も、もちろん色んな足の形があります。
調べて夏休みの宿題の自由研究で発表してみるのもいいかもしれません。
恐竜なら、歯に注目して何を食べていたかを調べるもよし、恐竜を研究した人間の歴史を調べるもよし、
色々と研究のやりがいがあるので是非やってみてください。
きっと先生に褒められるでしょう。(そしてモテモテに…!!