TT-F1が750ccになった時代、公道用市販車としての750ccクラスの人気が低下しても、レース用として750cc車の存在を消すことはできなかった。そしてナナハン・レプリカに着火したのは、スズキでした。そんなスズキが着火し、各メーカーがこぞって開発競争に燃えたナナハン・レプリカの魅力!第4回目はKawasaki ZXR750Rをご紹介。
Kawasaki ZXR750R
![画像: 1991年3月予約開始110万円(250台限定)(Bikers Station©モーターマガジン社) www.motormagazine.co.jp](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782553/rc/2016/12/28/5f3a780bd0110349c401c2ffae4df55e91ffb166.jpg)
1991年3月予約開始110万円(250台限定)(Bikers Station©モーターマガジン社)
www.motormagazine.co.jpワークスマシーンZXR-7譲りの形状のプレス材で構成されたアルミ製ツインスパーフレームに、新開発のサイドカムチェーン水冷DOHC4バルブ並列4気筒を搭載したスーパーバイク用のレースベースモデル。クロスミッションや加速ポンプ付きFCRキャブレター、FRP製シングルシートカウル、アルミ製燃料タンクなどを装備。前後サスペンションにもフルアジャスタブルのショックユニットを採用するも、価格は比較的安い。日本国内では50台の限定で予約販売された。
規定の生産台数をクリアした市販車ベースのレーサーのみ参戦できる「スーパーバイク世界選手権(WSB)」のためのベース車両として、ホモロゲーションを通すためだけに250台というごく少数の限定生産されたZXR750R。
つまりこれは、各2輪メーカーがこぞって参戦する市販車の世界選手権でベースにされるマシンと同じマシンが限定250台のみ手に入るという事。
そんな、激レア市販レ―サーに当時、多くのライダー達が憧れたモデルなのです。
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