世界最高峰の戦いを演じたライダーたち。その中でも目映いばかりの光を放ち、僕たちを魅了して止まなかった伝説のライダーがいる。ここでは、そんなレジェンド・ライダーと世界で活躍した日本人ライダーに焦点を当ててその栄光の軌跡を辿っていきたいと思います。

夭逝が惜しまれる不世出の天才ライダー

画像1: (Racing オートバイ MotoGP GRAPHICS 2016©モーターマガジン社) www.motormagazine.co.jp

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03年・日本GPの悲劇で夭折していなかったら、その後のMotoGPで加藤大治郎は一体どれほど活躍したのか?そんな事をいまだに考えさせてしまうほど、稀有な日本人ライダーだった。90年代後半の全日本ロードレース・GP250クラスでの大活躍、2回の鈴鹿8耐制覇、年間11勝という圧倒的な速さで日本人の先輩である原田哲也を下してチャンピオンになった01年の世界GP250クラス…その輝かしい実績を列挙すれば際限がない。

WGP・MotoGP戦歴

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1996 WGP250 HONDA NSR250 日本GP スポット参戦3位
1997 WGP250 HONDA NSR250 日本GP スポット参戦優勝
1998 WGP250 HONDA NSR250 日本GP スポット参戦優勝
1999 WGP250 HONDA NSR250 日本GP スポット参戦5位
2000 WGP250 HONDA NSR250 3 位
2001 WGP250 HONDA NSR250 チャンピオン
2002 MotoGP HONDA NSR500・RC211V 7 位

MotoGP元年である2002年、各チーム続々と4スト990ccの新世代マシンが投入される中、2スト500ccマシンであるホンダNSR500でホンダRC211Vを駆るヴァレンティ―ノ・ロッシをに1.19秒差まで追い詰め、RC211Vを与えられるといきなり2位入賞という驚異の速さを誇った加藤大治郎。現在でも多くのトップライダー達の目標でもあり、憧れとして人々の記憶の中で走り続けている偉大なライダーの1人です。

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