ロレンスもそうだが、最近では多くのデジタルメディアは複数のプラットフォーム上にコンテンツを配信しており、どこでコンテンツが消費されたか、ではなくどのコンテンツがどれだけ消費されたか、を重要視しつつある。
このメディアの在り方を分散型メディアと呼び、細分化されたコンテンツの閲覧の総数をCV(コンテンツビュー)と呼ぶことが一般化し始めている。

分散型メディアを定義する

僕たちが考える分散型メディアとは、
・WebメディアおよびFacebookページ、YouTube、Twitter、Instagramなどのソーシャルメディア(現状特にFBとYouTubeを重視)に設置した自社アカウントなど、分散した複数のメディにコンテンツを配信する。
・Webメディアを軸として、コンテンツを蓄積=アーカイブし、再利用可能な状態を保つ。

というものだ。

新指標CV(コンテンツビュー)とは

従って、配信したコンテンツがどのメディアで消費されたかは関係なく、どれだけ消費されたかが問題であるから、それぞれのメディアごとの指標に合わせて、トータルの消費量=CV(Content-View)を測るべき、ということになる。

このとき、マネタイズを第三者任せにせず(Webメディアなら他社のアドネットワーク、SNS側ならそれぞれの広告のアフィリエイトにのみ依存するのではなく)、自社でマネタイズをコントロールしようと思えば、それはネイティブアド(僕たちはブランデッドコンテンツまたはスポンサードコンテンツと呼ぶ)を自社で製作し配信しなければならない。

分散型メディアにおけるWebメディアの役割

Webメディアはこのブランデッドコンテンツを配信し蓄積しブーストするための基地と考えるのが、僕たちの提案となるのだ。Webメディアが生成するパーマリンク(URL)がコンテンツのスムースな配信のカギになるからである。

このような背景により、デジタルメディア運営にあっては常にCVを重要視し、ブランデッドコンテンツを各メディア経由でオーディエンスに配信し、CVを成果指標とすることが、今後のメディア戦略のキーコンセプトになると考え、その普及に勤しむのである。

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