
今回ご紹介するのは、速さと乗りやすさを両立させるべく、トルクの確保によって非力さをカバーする オーバードライブさん のNDデモカーです。
ストリート、サーキットで、何度もテストを繰り返し、スプリングレート、減衰力を決定。注目はオリジナル車高調の “蹴脚” 、その名の通り地面を捉えて蹴り、車を前に進めるのをコンセプトに開発されたそうです。
細部にまでこだわった製品は安定したコーナーリングを実現、突き上げ感も緩和してくれるとのこと。サーキットからストリートまでフルカバーするその実力も要チェックですね ♥︎

キャラクターを大きく左右するフットワークは、オリジナル車高調の “蹴脚” を中心に構成。低価格ながら、細部までこだわりが詰まった自信作。
注目すべきはリアに採用されたテンダースプリングで、コーナーで浮き上がろうとする動きを抑える重要な役割を担う。
「街乗りとスポーツユースをハイバランスさせるには不可欠なパーツである」と判断し、わざわざ専用品をオーダー。ハードブレーキングでの安定性も格段に増し、ターンインの速度も大幅に上げていけるようになった。

低価格を実現しながら、細部までこだわり抜いたオリジナル車高調の“蹴脚”。バネレートはフロント5㎏/㎜、リア3㎏/㎜に設定し、リアにはテンダースプリングを採用する。
www.motormagazine.co.jp
低価格を実現しながら、細部までこだわり抜いたオリジナル車高調の“蹴脚”。バネレートはフロント5㎏/㎜、リア3㎏/㎜に設定し、リアにはテンダースプリングを採用する。
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吸気温度の安定を図るため、高効率のクリーナーと専用ボックスで構成するレーシングラムエアボックス。大幅容量アップで、トルクの向上を実現する。
www.motormagazine.co.jp『キビキビとした痛快さがたまらない!』
(ドライバーインプレッション:谷川達也)
「オリジナルスペーサーを用いて4.1ファイナルを流用していることもあ り、低回転域が有効に使え、全域でブン回せるのが痛快で気持ちいい。
吸排気やECUのチューニングでトルクも底上げされていて、レッドゾーンまでスムーズに吹け上がる。エンジンと同様に、フットワークもキビキビとした動きが印象的。切れ込みすぎてピーキーになることもなく、素直なハンドリングだった」