ロレンスでは、車やバイク、モータースポーツの魅力などの情報を日々発信してます。ロレンスを読んで、車離れが問題になっているこの社会で、少しでも多くの人に車やバイクに興味を持ってくれる人が増えたら嬉しいな~と日々考えているのですが、最近よく耳にするのが、『車やバイクは好きだけど、ただでさえ高価な買い物なのに、買った後も維持費が高すぎて買えない。』という声。
確かにそうなんです。みんながみんな車やバイクに興味がなくなったから所有しない訳ではなくて、維持費が払えないから所有できないという人もかなり多いのです。
車を所有するとかかる税金の種類を知ってますか?
買った時(取得の段階)
自動車取得税・消費税
持っている時(保有段階)
自動車税/軽自動車税・自動車重量税
走行している時(使用段階)
ガソリン税/軽油引取税/石油ガス税(揮発油税+地方揮発油税)・消費税
この仕組みをよく見ると、ガソリンなどは購入時にガソリン税を掛けられた上に消費税をかけるというTax on Tax(二重課税)となっていたり、車齢13年以上になると自動車税が値上がりしたりと不合理な部分が多い税体系となっているのです。
車の税金についてもっと詳しく知りたい方は下記JAFサイトをご覧ください。
JAFの自動車税制改正に関する要望活動
JAFも参画している自動車税制改革フォーラム(自動車関連21団体で構成)は、2016年10~11月にかけて、自動車総連と協力し全国各地において、自動車ユーザーの過重な税負担軽減の実現を訴えるため街頭活動を実施しています。そして自動車ユーザーの声を集め、クルマの税負担の軽減と税制の簡素化を全国の国会議員をはじめ政府、関係省庁、自治体へ要望し続けているのです。
車やバイク、税金については賛否両論色々な意見があると思いますが、現状を正確に知って、きちんと考えていきたい。そして、少しでも車やバイクを所有しやすい社会になれば嬉しいです。