画像: 現時点で公開されているのは後ろ姿のみ。相当アグレッシブなクーペライクなクロスオーバーになりそうです。

現時点で公開されているのは後ろ姿のみ。相当アグレッシブなクーペライクなクロスオーバーになりそうです。

まいどっ、グリコです。隔年で開催されるパリ・モーターショー、9月29日のプレスデーから16日まで、今回もたくさんのワールドプレミア(世界初公開)がありそうです。今日はその第一弾として、レクサスの隠しダマ「UXコンセプト」の情報をお届けしましょう。

さて、このUXですがご覧のコンセプトカーは結構大きく見えるかも知れませんね。でも、市販の際にはもっと小さくなります。すでにレクサスにはNXというCセグメントのクロスオーバーがラインアップされていますが、UXはさらにその下を狙った完全な新型車です。ライバルは、アウディのQ2。デザインはトヨタの欧州デザインスタジオ=ED2が手掛けています。

先ほど、市販車はコンパクト〜と書きましたが、それもそのはず実はベース車は今年12月に日本でも発売される新型コンパクトクロスオーバーのC-HRです。その土台となるプラットフォームは新型プリウスと同じ。つまりTNGA-Cです。ホイールベースをちょっとだけ短縮して、トヨタC-HRとレクサスUXが誕生するわけです。

画像: こちらはベースとなるトヨタC-HR。今年12月に国内発売されそうです。

こちらはベースとなるトヨタC-HR。今年12月に国内発売されそうです。

もっとも、UXはレクサスですからトヨタのC-HRとは外観・内装だけでなく、搭載されるパワートレーンでも差別化されます。欧州特許庁にはすでに「UX200」「UX250」「UX250h」という3種類が登録されています。そこから判断すると、1.2ℓターボと1.8ℓハイブリッド、1.4ℓディーゼルをラインアップするC-HRに対して、UXは2ℓと2.5ℓのガソリン車と2.5ℓのハイブリッド車がラインアップされると思います。

今後のスケジュールですが、市販車のワールドプレミアは来年9月のフランクフルト・モーターショー。次いで10月開催予定の東京モーターショーにも出品されて、2017年春くらいには国内発売となりそうですね。

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