画像: 先行開発車として2014年/2015年のニュルブルクリンク24時間耐久に参戦した「LFA Code X」。単なる実験車ではなく、クラス優勝するなどポテンシャルの高さを実証済み。

先行開発車として2014年/2015年のニュルブルクリンク24時間耐久に参戦した「LFA Code X」。単なる実験車ではなく、クラス優勝するなどポテンシャルの高さを実証済み。

まいどっ,グリコです。今日も獲れたての新鮮なスクープをお届けしましょう。
本日のお題はレクサスLFAの後継車です。LFAと言えば、2009年10月の東京モーターショーで発表され、翌2010年の春から全世界500台限定で発売されたトヨタ=レクサス初のスーパーカー。カーボンバスタブ+アルミスペースフレーム、560馬力を発生する自然吸気4800㏄のV10エンジンなど、スーパーカーのお約束的アイテムで固められ、日本円で3750万円という価格に世界中が驚きました

そんなLFAをベースにしたレーシングカーが「LEXUS LFA Code X」。2014年の東京オートサロンで発表、同年のニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦し、見事にクラス優勝を実現しました。ノーマルのLFAとの違いは、フルカーボンフレームであること、ホイールベースが195㎜延長され、全幅も50㎜拡げられていること、そしてエンジンの排気量が4800㏄から5300㏄まで拡大されているなどが主なところです。

先行開発車として2014年/2015年のニュルブルクリンク24時間耐久に参戦したLFA Code X。単なる実験車ではなく、クラス優勝するなどポテンシャルの高さを実証済み。、当時から未来のスポーツカーを見据えた先行実験車と公表されていましたが、実はこれが本気だったというウソのようなホントの話であることがわかりました。つまり、LFAよりもさらにハイスペックな超スーパーカーを作ろうという計画が存在しているのです。

この計画、実は相当進んでいるようです。2017年のニュルブルクリンク24時間耐久に、市販を前提としたプロトタイプを2台も投入してくるそうです。ヒントはLFA Code Xにあるようで、ボディサイズはLFAよりひとまわり大きく、駆動方式はFRを踏襲するのは間違いのないところ。さらにエンジンはV8にダウンサイズするものの、ル・マン参戦車と同じキャパシタ応用の新ハイブリッドシステム(THS-R)を採用してくるといいます。

実現すれば、ラ・フェラーリやランボルギーニ・レヴェントンのような、ごく少量生産の「スーパーカーの中のスーパーカー」となるに違いありません。開発が順調に進めば、2020年頃には発表される可能性が大です。ともあれ、来年のニュル24時間は大注目ですね!

画像: ボディデザインはLFAの影響を強く残すとのこと。このクラスでFR(しかもハイブリッド)は貴重です(写真はLFA Code X)。

ボディデザインはLFAの影響を強く残すとのこと。このクラスでFR(しかもハイブリッド)は貴重です(写真はLFA Code X)。

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