カワサキを象徴する色、ライムグリーン。強く、美しく、誇り高きライムグリーンのマシン達は、カワサキが挑戦者であるという証でもある。
1980年に登場、KR500。
眺めているだけで心が躍る、美しいライムグリーンのマシン達。
1980年に登場したKR500は、250、350クラスを制覇したカワサキがついに最高峰であるGP500への参戦を成し遂げた際のGP500専用マシンである。
KR500と共に戦ったのは、KR250、KR350の頃から輝かしい成績を残してきたコーク・バリントン。苦しい戦いを重ねながらも、着実に実力を高めていったKR500とコーク・バリントンだが…。
1982年、カワサキはGPレースからの撤退を決定する。
コーク・バリントン以外のライダーがKR500に乗ることはなく、シーズン最終戦をリタイアという結果で終えた。
その後、2002年までカワサキはグランプリの舞台から遠ざかることとなる。
力強いサウンド。ライムグリーンとアルミニウム製セミモノコックフレームの組み合わせは逞しさを感じさせる。
誇り高きライムグリーンの挑戦者の歴史は、未だ終わらない。
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