画像: ダブルほにゅうるいの図。右が生田晴香です。

ダブルほにゅうるいの図。右が生田晴香です。

いきなりですが、恐竜クイズです。

画像: 国立科学博物館のティラノサウルス全身骨格

国立科学博物館のティラノサウルス全身骨格

この中から、獣脚類の肉食恐竜
「ティラノサウルス」に一番近い生き物はどれでしょう?

1、鳥
2、ワニ
3、トカゲ
4、キリン

答えは、、、っと、その前に。

これは、「 恐竜クイズあるある」の基本中の基本です。
あまり恐竜に詳しくない人間が混乱するように、いかにもそれらしい爬虫類の「ワニ」と「トカゲ」はたいてい選択肢に
入れられてます。

ちなみに、「ワニ」と「トカゲ」を比較すると、「ワニ」の方がより系統的に恐竜には近いのですが、
「トカゲ」だと答える人間の方が多いようですね。

あ、キリンはほにゅうるいなので、もちろん完全にハズレですよ。
でも、4択クイズでは、1つ明らかに違う選択肢を入れて「これだけ違うから、逆にこれが正解?」
と、ミスリードさせるように計算して仕組んだりするものです。
(ちなみにですが…生田晴香は、問題を作る人間の性格から、問題を一文字も読まずに回答だけを見て答えを選び当てる特訓をしていた時期がありました。)<

あ、おまたせしました、答えは、、、
1の鳥です。
鳥類は獣脚類の仲間なんです。

答えを間違えた方は、
「えーっ、鳥はプテラノドンみたいな飛ぶやつから進化したんじゃないの?!」
と、だいたいこう反応します。
これも、恐竜あるあるです。
(ちなみにプテラノドンは翼竜なので、恐竜ではありません。)

つまりこのクイズは、
「鳥類は恐竜の子孫として今も生き続けている。
むしろ、鳥類は恐竜だ!」
という事がいいたいのです。

恐竜クイズ初級編といえば、だいたいこの問題が出てくるので、
恐竜番組や恐竜展によく行く人間からしてみれば、
「またか…あるあるだな…」
と思う事があると思いますが、恐竜に詳しい人間ばかりではないので< 大目に見てあげてください。

、、、と、まぁ 最近 までは、そうだったのですが、、、

今では「羽毛恐竜」の世間的な認知度も上がってきており、
あるあるクイズに不正解する人間が前よりも減りました。(嬉しいことですね!)
もはや、一般常識になりつつあります。

では、そこからもう一歩踏み込んで、
恐竜から鳥類へ進化の過程で、どこからが鳥類になるのか?
恐竜と鳥類の分かれめは?
を、考えてみましょう。

あらためて、クイズです。

恐竜はどこから鳥類になったのでしょうか?!
さっきのクイズより難易度がかなり上がりましたね。
答えは次回の恐竜コラムに書きます、考えてみてくださいね!
(恐竜博2016へ行った方ならわかるはず?!)

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