「ジュラシック・パーク」シリーズから、ヴェロキラプトルが有名になり、
「ラプトル」という呼び名で呼ぶ人間がかなりたくさんいます。
「ラプトル」という名前(学名)が入っている恐竜は、ヴェロキラプトルだけではありません。
「オヴィラプトル」
「バンビラプトル」
「ギカントラプトル」
「エオラプトル」
「ミクロラプトル」
「フクイラプトル」
‥まだまだ他にも名前にラプトルが付く恐竜はいます。
そもそもラプトルとはラテン語なのですが、
日本の言葉であらわすとどんな意味があるのでしょうか。
どろぼうです。
おっと、今現在泥棒が現れ大変な目にあったわけではなく、
「ラプトル=どろぼう、略奪者」
という意味なのです。
なのでラプトルと他の言葉を組み合わせて、
(オヴィラプトル=たまごどろぼう)
(バンビラプトル=小鹿バンビのどろぼう)
(ギカントラプトル=巨大などろぼう)
(エオラプトル=夜明けのどろぼう)
(ミクロラプトル=小さなどろぼう)
(フクイラプトル=福井のどろほう)
という名前と意味になります。
なんだかどろぼう紹介祭りになりましたが、
名付けたの、我々人間です。
相手のことをよく知らないのにどろぼう扱い、、、
例えば、
たいして仲良くもないクラスメイトにどろぼうというあだ名を付けたらイジメになりますよね。
それを正式に名付けるんですねっていう。
人間とは恐ろしい生き物です。
自分の卵なのにどろぼう扱いされたラプトルの話は有名なので、
それはまたの回に書きます。
さて、バンビラプトルのバンビとは、
あのディズニー映画のキャラクターの事です。
発見された化石がほぼ完全な全身骨格で、子ども(幼体)だったため、
こじかのバンビになぞらえてバンビラプトルという名が付けられています。
ディズニー側からしてみれば、
うちの可愛い可愛いバンビちゃんをどろぼうみたいにしやがって‥!
と思っているかもしれません。
ちなみにバンビラプトルとはどんな恐竜かといいますと、
全長約1.3メートル、
肉食で白亜紀後期(恐竜時代の終わりの時代)、
アメリカに生息していた恐竜です。
都内なら、上野にある国立科学博物館の地球館でバンビラプトルとはどんな見た目かを見ることができます。
どの生き物にもアルビノはいるということでアルビノ設定で、
アルビノの特徴である目は赤くはありませんが、色は白く可愛いです。
気になる方は是非直接見に行ってきてくださいね。
※アルビノ=先天性白皮症。人間の体に本来は生成されるはずのメラニンが、先天的に欠乏していること。