【名車の記憶ホンダスポーツクロニクル】ついにハイレベルの走りを魅せたインテグラTYPE-R(DC5型)が登場！

2016-06-14

あぁこ @ Motor Magazine

1985年から2007年までの伝説的企画、特集を一冊に凝縮。この連載では、モーターマガジン社全面協力の元、同社出版誌である【名車の記憶】ホンダスポーツクロニクルより、ホンダの名車の歴史を振り返り、紹介をしていきます！(あぁこ＠ロレンス編集部)

画像1: 【名車の記憶ホンダスポーツクロニクル】ついにハイレベルの走りを魅せたインテグラTYPE-R(DC5型)が登場！

インテグラTYPE-R(DC5型)は2001年7月に登場したハイパフォーマンスグレード、最終型モデルのFF車です。インテグラTYPE-Rの官能的なホンダエンジンサウンドは、ドライバーのテンションをいつだって高めてくれました！今回の 『オールタイプRの詳解』 では“FFはスポーツができない”という常識を覆したハイレベルなインテグラTYPE-R(DC5型)をご紹介します！

クーペ不人気の当時だが、クルマの完成度の高さはピカイチだった♥︎

エンジンは2ℓのi-VTECであるK20A型に換装された。リッターあたり110psというハイスペックエンジンで、安全対策などで100kg以上増した車重を物ともしなかった。これには6速MTも大きく関与していた。それでいながら好燃費をマークしていたのも特徴だった。走りに関しては、開発当初からタイプRを想定していたため、ボディ強度やサスペンションチューンは高バランスを見せ、FFスポーツとしての完成度はハイレベルに達していた。さらにブレンボ製が奢られたブレーキは、走りに見合ったストッピングパワーを実現させていた。