男と女の間には、愛し合っていたとしても分かり合えない、密かな感情の流れが横たわっている・・。美由希の場合は・・。

わたし、美由希。友達からはみゆ、って呼ばれてるけど。
普段はデザイン関係の専門学校に通ってる。

今日はカレシのミノルとデート。彼とは出会ってからまだ2ヶ月。合コンで知り合ってすぐ、彼から口説いてきたの。「つきあっている男いるの?」と聞かれたから「いないよ」って答えた。ウソじゃないもの。

あなたはどうなの?彼女いるんじゃないの?ってわたしが聞き返したら、ミノルは真顔でいないよって言ったの。なんかチャラそうだし、イケメンだと思うから、本当かなぁって思ったけど、とりま、って感じでいまつきあってる。

それに、わたしもウソはついてないけど、ミノルに言ってないこともあるし。つきあっているからといって、ぜーんぶお互いのことをわかるなんてないから、特に問題ナシ、って感じかな。

画像1: 【フォトノベル】彼と彼女と彼女のモノローグ・・。
第二話『美由希の場合』
画像2: 【フォトノベル】彼と彼女と彼女のモノローグ・・。
第二話『美由希の場合』
画像3: 【フォトノベル】彼と彼女と彼女のモノローグ・・。
第二話『美由希の場合』

この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
モデル:高橋なお
車両協力:BMW Motorrad Japan

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