ツーリングカーレースの面白さは、街で見かける市販車がバトルを繰り広げるところ。自分が乗っていたり、欲しいクルマの応援には力が入るものだし、メーカーもそうしたファンのロイヤリティを高めるために、気合の入ったクルマを作ってくる。日産GT-RやホンダNSXが、メルセデスSLSやBMW Z4などとバトルを繰り広げるスーパーGT選手権が盛り上がるのは当然。とはいえ、バリバリの現行モデルを新車で買える人なんてほんのひとにぎり。ならば、かつて名勝負を繰り広げた憧れのクルマを、中古車で大人買いするのはどうだろう。
80年代のツーリングカーレースの覇者は、今でも手に入る!
これまでに何度かの人気の波があったツーリングカーレースの中でも、80~90年代のブームを強烈に覚えている人は多いだろう。84年にドイツでツーリングカー選手権が始まり、日本でもインターTECと呼ぶシリーズが始まった当時は、BMWのM3やメルセデス・ベンツ190E 2・3-16、空飛ぶレンガという異名を持つボルボ240ターボなどの人気車が続々と登場し、インターTECでは、スープラやスカイラインなどと競りあって人気を呼んだ。
あの頃の日本の若者には、スープラやスカイラインはともかく、BMWやメルセデス・ベンツはまだ雲の上の高級車だった。しかし、30年を経た今でも、中古車市場にはまだまだ彼らは生き残っていて、意外とお手頃価格で買えるのだ。
かなり程度のいい初代BMW M3でも200万円ぐらいから。同時代のR32型スカイラインGT-Rの中古車より、うっかりすると安いのだ。メルセデス・ベンツ190Eも、タマ数は少ないものの、やはりそれぐらいの予算からいいクルマを探せる。メルセデス・ベンツなら、94年に登場してレースでも活躍したCクラスベースのAMGモデルのほうが安くて、100万円そこそこから狙えてしまう。
国産新車なみの予算で、あの頃の思い出をGET!
もちろん、レーシングカーのベースになるような高性能車では、メンテナンスにそれなりの手間とお金が必要だが、そうした予備費込みでもフル装備のプリウスの新車購入予算と変わりないと聞けば、食指の動く人も多いのでは?
若いころに憧れた名車を大人買い。そんな楽しさも、SHA-LUCKでは提案していきたいのです。
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