もしかすると、ちょっと視点を変えるだけで、想像以上に充実したカーライフを送ることができるかも…6月末に発売が予定されている新ジャンル輸入車情報誌『輸入車道楽 シャラック』は、お手軽&安心のUSEDインポートカーの魅力を通して、多彩な「もしかすると…」を紹介していきます。そこで今回はその編集長から、ご挨拶をば。Webマガジンと雑誌のコラボで始まる新メディアを、どうぞよろしくお願いいたします!

愛車、スマートロードスターは、10万kmを越えても元気いっぱい!

10年落ち、走行10万kmのクルマなんて、廃車寸前のポンコツ、と思っている人が多いかも。自慢じゃないが、僕はこれまで40年近い車歴の中で、10万km以上乗った中古車が5台ある。どのクルマも、最後までけっしてポンコツなんかじゃなかった。

30年以上前に乗っていた三菱ギャランFTO-GSRは、6年落ちで入手した時点ですでに10万km超。そこからさらにラリーの真似事で酷使しながら4年間で18万kmまで乗った。95年に個人売買で買ったスズキカプチーノは、取材の足兼オモチャとして10年で15万kmを走破。その後釜として05年に手に入れた03年式のスマートロードスターは、やはり10万kmを越えてまだまだ現役だ。

98年に2年落ち、2万kmで買ったホンダCR-Vは、08年に乗り換えるまでの10年で、メーターは14万kmに到達していたし、その後継のプジョー206SWは5年落ちで入手時に4万kmだった走行距離が、14年に手放すときにはやはり13万kmになっていた。

国産車では10万km持たなかった足回りも、プジョーは最後まで猫足を保った。絶品だったシートのかけ心地を、今もヨメは懐かしむ。

中古車だからこそ、味わえる楽しさ。そのノウハウを、お伝えします。

もちろん、これだけ走るには、それなりのメンテナンスが必要だった。国産車は、全車10万kmを前に足回りを交換したし、家族の足として近距離の用足しに使うことが多かったCR-Vやプジョーは、マフラーが腐った。バルブ駆動がベルト式の車種は当然交換したし、ほかにも、国産車、輸入車を問わず、小さなトラブルや部品交換は数多く経験している。

だけど、どれも気に入ったクルマだったからこそ、そうした手入れの手間も楽めたのだと思う。家族のように愛するうちに、異音や違和感にもいち早く気づけるようになり、致命的なトラブルに発展する前に手当することもできた。おかげでどのクルマも、エンジンやトランスミッションなどの主要機関は最後まで絶好調だったし、修理・整備の費用をすべてふくめても、新車を買うよりずっとトータルコストは安かったはずだ。

厳しい経済情勢の中では、新車なんてとても買えない、という人も多いだろう。クルマは足代わりだから、とにかく経済的なのがいい、という人が、こぞって軽自動車を買うのもわかる。でもね、中古車だって、いや中古車だからこその楽しみ方だってあるし、どうせ買うなら、冷蔵庫みたいに経済性ばかりを重視するのではなく、「欲しい!」と思えるクルマを買おうよ、というのが「SHA-LUCK!」の主張。そのためのノウハウも、しっかりお伝えしていきたいと思うのです。

現在の足のスマートロードスターも、10万kmを越えてまだまだ現役バリバリです!

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