かつて近鉄や巨人で活躍し、元祖ホームラン王の王貞治選手に並ぶ55本のシーズン本塁打、通算13年で400以上の本塁打を放ち、本塁打王には四度、打点王にも三度輝いた、アメリカ出身の元プロ野球選手といえば…?
「狼主」こと、タフィ・ローズ選手!
タフィ・ローズ選手は1986年にヒューストン・アストロズに入団し、野球選手としてデビュー。その後シカゴ・カブス、レッドソックスを経て、来日。近鉄、巨人にて輝かしい成績を残しました。
2015年には日本の独立リーグである富山GRNサンダーバーズに入団し、日本球界に復帰しています。
ちなみに、GRNサンダーバーズと契約が成立した際のタフィ選手のコメントは…
I'm happy to be back with Japan with yoshiokaand the Toyama team. It's been 6 long year. Nippon yukuzo!! Yosha!!
(訳)吉岡と富山のチームと契約でき、6年ぶりに日本に戻れて嬉しい。ニッポンイクゾ!ヨッシャ!
ヨッシャ!明るく親しみやすいキャラクターは健在ですね!
そんなタフィ選手、実は大のバイク好き。 野球界一のバイク好き とも言われ、近鉄時代には大阪ドームへバイクで通勤していました。そして…。
カワサキ好きのタフィ選手!
川崎重工業の販売子会社カワサキモータースジャパン(明石市)は二十九日、日本プロ野球の年間最多タイ記録となる本塁打五十五号を達成し、パ・リーグMVPを受賞した近鉄バファローズのタフィ・ローズ外野手に、特別仕様の大型バイク(1500cc)を贈った。
ローズ選手は十歳でオフロードバイクに乗り始めて以来のバイク好き。カワサキ製「バルカン1500クラシックツアラー」「ZZ-R400」を愛用しており、川重が“ローズバージョン”を製造、快挙へのお祝いとすることにした。
「バルカン1500ミーンストリーク」で、燃料タンクに似顔絵や「狼主(ローズ)」の文字、サイドカバーに本塁打数の「55」などをデザイン。息子のカール・ローズ・ジュニア君(7つ)にも子供用バイクを贈った。
贈呈式の後、ローズ選手は川重明石工場内で試乗。「球場にも乗っていきたい。来年は『56』の番号をつけられるように頑張る」と喜んでいた。
※神戸新聞より
バルカンといえば、カワサキのクルーザーですね。排気量別にさまざまなシリーズが製造、販売されています。
バルカン1500ミーンストリーク
タフィ選手がプレゼントされた「バルカン1500ミーンストリーク」は、2001年に登場し、それまでのクラシックなバルカンシリーズよりも走りのパフォーマンスとスポーツスタイルを強調したバルカン派生モデルです。ミーンストリークにはキャブレター仕様車は存在せず、全年式がフューエルインジェクション仕様となっています。
残念ながらタフィ選手がバルカンに乗っている姿は発見できなかったのですが、とっても似合いそう。ぜひバルカンに乗って球場入りする姿を見てみたいものですね!
タフィ選手のもう一台の愛車、ZZ-R400はこちらの記事をどうぞ!