あのぶっ飛び野郎ガイ・マーティン(Guy Martin)がやってくれました。Wall of Deathで世界新記録達成です。
ガイ・マーティンって誰?
世界中から頭のネジが2本か3本は抜けた男たちが集まるマン島TTレースに11年参戦し、数々の結果を残した名物男。
マン島TTのドキュメンタリー映画「Closer to the edge」にも登場。
Wall of Deathって何?
Wall of Deathとは木製の大きな樽の内側をバイクで駆け回るアトラクション。
日本でもワールドオートバイサーカスが活動をしています。
そして今回は最高速への挑戦
ガイ・マーティンが挑戦したのはWall Of Deathでの最高速記録。ギネス記録は60mph(時速96キロ)。ガイが狙うのはなんと100mph(時速160キロ!)。
通常のWall of Death(直径約10メートル)では22mph(時速35キロ)ぐらいで走るのが平均。今回の挑戦のために作られた巨大な樽(直径37メートル)の側面を走り続けるには57mph(時速91キロ)出すのが必要。そしてこの時点で体にかかるGは2.5G。
時速160キロになると体にかかるGはなんと10G近く!視界が暗くなり、失神するレベル。
ガイ曰く、
“Well, I’ve been put under 8.5G in a stunt aeroplane. I felt all right. Well, I lost my vision, but I was still conscious. I know I'm going to black out, but it's good. I will get a warning before I black out. "
”曲芸飛行機に乗った時に8.5Gは経験したけど平気だった。視界は暗くなったけど意識はしっかりしていた。気を失うだろうけど、大丈夫さ、その前に予兆はあるからね”
と、いつもの余裕たっぷり。
生放送での挑戦
イースターの日に生放送で行われた挑戦。多くの視聴者が見守る中、見事に新記録78.15mph(時速125キロ)を達成。目標の100mphには届かなかったもののまた1つ、ガイ・マーティンの伝説を増やしました。何やら次の企みもあるようなので今後もガイ・マーティンに注目です。
実際の挑戦の動画はこちら