このたび、トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社では、フルモデルチェンジを果たしたすべてにおいて新しく、最強にして最高のファクトリー・ストリートファイターである新型スピードトリプルシリーズの発売を開始しました!!!(販売店へのデリバリー開始は3月下旬から予定)
Speed Triple S
新しいSpeed Triple Sは、1050 ccパフォーマンス・ロードスターシリーズへのエントリーモデル。
Speed Triple R
一方、Speed Triple Rは、トライアンフの3気筒エンジン ロードスターシリーズの新しいフラッグシップモデルです。
これらのニューモデルは、前モデルの持つ周囲を威嚇するようなスタイルと無駄を省いたミニマリスト的な美しさを維持しながら、さらなるパフォーマンスと機能、そして、ライダーに最大限の走りの楽しさとスリルを与える性能を用意してあります!
SPEED TRIPLE S & SPEED TRIPLE R の主な特徴
・新しいSpeed Triple SとSpeed Triple Rは、そのパフォーマンス、機能、性能が格段にレベルアップしています!
・新しい1050cc3 気筒エンジン。最高出力を向上し、全回転域でトルクを増すために104箇所に改良が加えられました。
・新しいスリップアシストクラッチを採用し、ドライブトレーンも進化。より軽く、改善されたエグゾーストシステムはそのサウンド、パフォーマンスも更に向上させています。
・ライドバイワイヤー スロットルを採用し、全5種類のライダーモードが選択可能になりました。また、スロットルプログラムも選択が可能になりました。
・ライダーが選択できるトラクションコントロールは Rain、Road、Truckの3種類。標準ではオフになっています。
・ライダーモードへリンクされています。
・新しくデザインされたツインヘッドライト。より一層、アスリートのようにたくましく、アグレッシブなスタイリングとなりました。
新しい1050cc3気筒エンジン
新型 Speed triple にパワーを供給する全く新しい1050cc3気筒エンジンは、104箇所におよぶ新たな開発・改良が加えられ、突出したレスポンスの良さ、軽やかな回転、豊かなトルクを持つエンジン・パワープラントとなりました。
全回転域に渡ってトルクが豊かに発生し、ピークパワーもアップしたニューエンジンは、俊敏な反応と回転域を問わない素晴らしい駆動力を持つ、Speed Tripleの驚くほど機敏なシャーシ性能を、ライダーがフルに引き出すことを可能にしています。
主なエンジンシステム関係の改良点
・新設計のピストンとクランクシャフト
・新設計の ECU
・新たに設計された燃焼室デザイン 新設計されたシリンダーヘッドデザイン
・増加した吸気ポート流量 新しいエグゾーストヘッダーデザイン
・新しいライドバイワイヤー スロットルボディ 再設計されたエアボックス
・改善された燃料システム 小さく、薄く、より効率的なラジエーター
新しい燃料供給システムは、燃焼性能を向上させるために優れた燃料混合を実現しています!一方で、新しいエグゾーストヘッダーの設計は、排気の流れをロスすることなく、より大きく、密度の高い触媒の採用を可能にし環境にも配慮してあります。
これら全ての変更は、ただ一つの目的を念頭に行われました。それは、 さらにアグレッシブで、より魅力的な、熱中してしまいそうな走りの中で、ライダーがライダーとしての本来の喜びを発見してもらう ことだそうです。
新しいドライブトレーン
ドライブトレーンにも数多くの改良が加えられました。新しいギアリンケージ、ジオメトリーを変更した新しいバランサーギア、新しくスリップアシストクラッチを装備しました。これらの変更により、ギアチェンジの際、より小さなレバー操作で、より確実ですばやいシフトチェンジが可能となりました。
フリー フローイング エグゾーストシステム
新しいエンジンシステムとドライブトレーンを完成へと導くのは新設計のエグゾーストシステムです。サイレンサーは前モデルに比べて排気の流れが70.2%も改善され、重量はシステム全体で139g 軽くなっています。
新しいエアボックスと関連して排気ガスを削減し、厳しい環境規制にも対応。そして同時にパワーアップも果たしています。さらに、新しいエグゾーストシステムは Speed Triple のテーマ曲とも言うべき、独特のエグゾーストノートを強化。より豊かに深く太いサウンドを響かせ、その走りにさらなる興奮が加わりそうですよね!
よりライダーにフォーカスしたテクノロジー
両ニューモデルは、ライダーが快適に走りを楽しめるようなテクノロジーも装備しました。それらはライダーによるコントロール性を最重要視し、ライダーが路面状況、天候、そして自身のライディングスタイルに合わせてパフォーマンスを最適化できるよう設計されました。新しいライドバイワイヤースロットルシステムは、新しい ECU およびスロットルボディと共に的確に機能します。選択可能なスロットルプログラムを特徴とし、スロットルコントロール性が高められてバイクのフィーリングとレスポンスが向上。同時に燃費の改善ももたらします。
また、5つの異なるライダーモードが選択可能となりました。「 Rain」「Road」「Sport」「Truck」そして自由設定の「ライダー設定モード(Rider Configurable Mode)」です。
このモードはライダーがスロットルプログラム、ABS、トラクションコントロールのプリセットを自由に組み合わせることができるモードです。
ライダー設定モードはその名称が示すように、これら全てのパフォーマンスの要素を、自身のライディングスタイルに合わせて個別に設定することができます。それらは全て、自身のSpeed Triple SやSpeedTriple Rの走りを、多種多様なコンディションの下で最大限に引き出すことが可能になります。
ライダー設定モードを選択すると、ライダーはスロットルプログラム、ABS、トラクションコントロールの設定を、好みの組み合わせに以下の中から選択できるようになるそうです!
トラクションコントロールのオプション:Rain、Road、Truck、Off
3つの ABS 設定の提供:Road、Truck、Off
3つのスロットルプログラム - Rain、Road、Sport
5つ全てのライダーモードは、レースで栄冠を勝ち取ったトライアンフ Daytona 675 で使
用されていたものと同じユニットである、新しい ECU を通してエンジンと共にモニターさ
れ制御されています。
シャーシとサスペンション
同様に、よりライダーの視点にたった改良がシャーシとサスペンションにも適用されており、ライダーが感じる走行フィーリングの質を高めています。新しいSpeed Triple SとSpeed Triple Rの、クラスをリードするシャーシおよびサスペンションにコストが惜しまれることはありませんでした。両モデルとも、Brembo 製M4.32 ラジアルモノブロックブレーキとフルアジャスタブルサスペンションが標準装備されています。
特に Speed Triple R には Öhlins 製 NIX30 倒立フロントフォークと Öhlins製 TTX36 RSU を採用。Speed Triple R は、ビレット加工の「スイングアームスピンドルフィニッシャー」と「リアホイールフィニッシャー」、同様のビレット加工のハンドルバークランプとライザーも備わっています!
より多くの理想を追求したスタイリング
初代 Speed Triple の「フーリガンバイク(不良バイク!)」ルックへの回帰、あるいはDaytona 675 や Street Triple RX のスポーティなスタイリングの復活とも言い代えることができる、これらニューモデルはその勢いのあるスタイリングに特徴があります。
より低く構えたアグレッシブな外観を作り出す、燃料タンクとテールユニットの印象的なラインが特徴です。両モデルとも全モデルと比較するとシート先端が20mm狭くなり、足着き性を向上させるとともに、より低く、たくましい、迫力のルックスです!!
新しいSpeed Triple SとSpeed Triple Rには、新設計のフライスクリーンがこれまでよりもずっと低い位置に設置され、独特のデザインのインテークダクトと統合された、新しいスタイルのヘッドライトによって即座に Speed Triple そのものと認識できます!
一方、新しいスタイリングには、よりスマートで彫刻のようなに美しい燃料タンク、シート、そしてフロントフェンダー、タンクインサート、シートユニット、ロープロファイルバーエンドミラー、リアボディーワーク、ヒールガード、サイレンサーヒートシールドといった新しくデザインされたボディーワークも含まれています。
ちなみにSpeed Triple Rには、付加価値の高い専用装備として、カーボンファイバー製のフロントフェンダーとタンクインサート、ニューデザインのベリーパン(アンダーカウル)、ディアブロレッド仕上げのリアサブフレーム、レッドのホイールピンストライプとシートステッチが採用されています。
ますますパワーアップした Triumph Speed Triple !!発売が待ち遠し〜〜〜い!