若乃花以来の日本人横綱、誕生する??

琴奨菊関が、2016年1月に行われた大相撲初場所にて、見事優勝を果たしましたね。
日頃相撲にはあまり興味のないトーマスも大興奮でした。だって、日本の国技なのに日本人力士の優勝なんて、もはやありえないとみんな思っていましたからね。実際、琴奨菊関の優勝って、実に10年ぶりだということです。

琴奨菊 和弘(ことしょうぎく かずひろ 1984年1月30日 - )は、福岡県柳川市出身で佐渡ヶ嶽部屋所属の現役大相撲力士。本名は、菊次 一弘(きくつぎ かずひろ)。身長179cm、体重180kg、血液型はO型。得意手は左四つ、がぶり寄り。最高位は東大関(2014年9月場所〜11月場所)。愛称はキク。好物は米、しゃぶしゃぶ。

大関・琴奨菊が初優勝 10年ぶりに日本力士優勝

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大きく胸を反って(あの体型で背中そらせて腰、大丈夫??と勝手に心配)気合を入れるルーティン=琴バウアーも有名になり、2015年の五郎丸ポーズに次ぐ新しいルーティンとして、もし琴奨菊関が横綱に登りつめれば、今年の流行語大賞ノミネート間違いないことでしょうね。

現代的な筋肉トレーニングで復活の遅咲き力士

ところで琴奨菊関、その才能を認められながらも、大関昇進からなかなかいい成績を残せていませんでしたね。その琴奨菊関が復活したのは、専門トレーナーをつけて最新の筋トレを取り入れたからなんだそうです。(最新といってもジムワークというよりは、重いタイヤを坂道で押し上げたり、ヤカン状の重りを使うケトルベルトレーニングのように、見た目は原始的、でも、全身の筋肉をくまなく鍛えるトレーニングを中心にしたそうです)

フィギュアスケートや水泳、短距離走のような競技と違って、肉体をぶつけ合う格闘技では、最近30代後半で強さのピークを迎えるという現象が多く見られています。例えばボクシングでも、30代のチャンピオンがかなり多く存在するようになっています。絶対的な瞬発力や動体視力などは20代に勝てないとしても、キャリアによって培った駆け引きや、正しいトレーニングによって維持するパワーで、十分戦えるってことでしょうね。

琴奨菊関は今年32歳。だけど、優れたメソッドの筋トレで体を整え、琴バウアーのようなルーティンと素敵な奥様の力で心を整え、これから強さのピークを迎えていこうとしているのかもしれませんね。

琴奨菊関を見ても、スキージャンプの葛西選手をみても、「俺ももう年だから」なんてうっかり言えなくなりますね。彼らを応援すると同時に、自分たちもまた頑張ろうって気になりますよね。

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