史上最速ライダー ロッシ

残念なことに、日本では盛り上がりに欠けるが、モーターサイクルレース、特にその最高峰 MotoGP(1000cc)の人気はヨーロッパを中心に凄まじいものがある。
MotoGPのチャンピオンともなれば、F1レーサー同様に、国を挙げて応援するスーパースターなのである。

画像: 療友でありライバルであるロレンソ(左)、ヤマハ発動機の柳社長(中央)とサムアップをするロッシ(右)。にこやかに笑っているが、心の中では来年こそGP制覇をすると誓っているはずだ。 www.yamahamotogp.com

療友でありライバルであるロレンソ(左)、ヤマハ発動機の柳社長(中央)とサムアップをするロッシ(右)。にこやかに笑っているが、心の中では来年こそGP制覇をすると誓っているはずだ。

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バレンティーノ・ロッシ(Valentino Rossi, 1979年2月16日 - )は、イタリア・ウルビーノ出身のオートバイレーサー。愛称は「バーレ」「ザ・ドクター」「ろっしふみ」。
ロードレース世界選手権参戦以来15年間で9回のワールドチャンピオンを獲得しており、「史上最強のライダー」との呼び声も高い。現在ヤマハ・ファクトリー・レーシングチームに所属。

その中でも、現在ヤマハのファクトリーチームのトップライダーであるヴァレンティーノ・ロッシは、特別な存在である。陽気なイタリア人の彼は、レーサーとしては長身で、36歳になった今でも現役でトップクラスの速さを保っている。
最近でこそ、ホンダの若き天才マルク・マルケスや同僚であるロレンソに苦杯をのまされることも多くなっているが、ヤマハ発動機創業60周年になる2015年の去年はGPチャンピオンを手中に収めかけたほどの強さを見せた。
ロッシは史上最速と称されるように、ロードレース世界選手権参戦以来、15年間で実に9回のワールドチャンピオンに輝いている。まさしくいけるレジェンドなのだ。

素顔は明るいイタリア青年

しかし、彼は決して驕ることもないし、常にチームメンバーやスタッフへの礼儀を忘れない好青年であり続けている。
ファンサービスのために、ヘルメットに自分の顔を描いたり、成績が振るわなかった時には、ヘルメットに(金、銀、銅に届かない自戒として)木の絵を描いたりするほど、ユーモア精神に富んでいる。 

画像1: upload.wikimedia.org

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イタリア人らしい、洒落っ気や目立ちたがりのところもあり、シーズンに数回、ヘルメットデザインを変更することもざらである。
また、彼の公式ウェブサイトは、デバイスを問わないレスポンシブWebデザインで構成されており、Facebookをはじめとしたソーシャルメディアとの連携もパーフェクト。常に最新の情報やコンセプトを取り入れる柔軟さも、彼自身の頭の良さに加えて確かなブレーンを周囲においていることが伺われる。

画像2: upload.wikimedia.org

upload.wikimedia.org
画像: 最先端の公式サイト www.valentinorossi.com

最先端の公式サイト

www.valentinorossi.com

ロッシは2015年、同僚のホルヘ・ロレンソと共に、MotoGPを盛り上げ、最後までロレンソとのチャンピオン争いを続けた。
彼自身のレーサーとしての評価や、勝ち取った名声・資産などは、もはや不動のものだが、30代後半の歳となったいまでも、チャレンジャーとしての姿勢を変えないロッシ。勝負にこだわり、はるか年下のライバルたちへの敵愾心を隠さない、その心の若さ。勝ちたい、速く走りたい、というオートバイ乗りの原点をいつでも思い出させてくれるのが、ほかならぬレジェンド ロッシなのだ。

2016年の彼の挑戦に注目しよう。彼が走っている限り、老けたようなセリフを吐くことは我々にもゆるされないのだ!

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