86/BRZ Race。TOYOTA GAZOO Racingが推進する参加型モータースポーツのカテゴリーの１つ。
2013年にスタートしたGAZOO Racing 86/BRZ Race。
参戦に必要なものは車両としてTOYOTA 86「86Racing」、もしくは、SUBARU BRZ「RA Racing」、加えて国内Aライセンスのみ。普段使いの愛車でプロも参加するレースにも参戦できるのが魅力で“今、一番アツいワンメイクレース”として開幕から盛り上がりを見せている。2014年度は全国7か所のサーキットで全10戦が開催され、のべ669台が参戦した。
2015年度は、更に多くのクルマ好きの方々に参加頂けるよう、シリーズを“プロフェッショナルシリーズ”と“クラブマンシリーズ”の二部シリーズ構成に変更。
最近バイクだけじゃなく、車でもサーキットを走りたいという野望に燃えている私。2015年11月22日に富士スピードウェイで開催されたTOYOTA GAZOO Racing FESTIVALの中で行われたGR 86/BRZ Race Round TGRFを見て・・・
ナンバー付き車両でのワンメイクという事は！？86を買えばクラブマンシリーズなら私も参加できるんじゃ・・・そんな妄想がモクモク（ФωФ）ﾌﾌﾌ・・・
プロフェッショナルシリーズとクラブマンシリーズって？
プロフェッショナルシリーズは、プロドライバー（FIA/JAF公認の国際格式・全日本選手権の各カテゴリーに参戦歴があるドライバー、もしくはTRAが独自に指定するドライバー）も参戦できるシリーズで、スーパーGTなどに現役で活躍するドライバーが数多くエントリーしています。また、プロと腕で勝負したいアマチュアドライバーも多く参戦し、プロVSアマのハイレベルなガチンコバトルが見られる数少ないレースです。
それに対し、クラブマンシリーズは、プロ認定ドライバーは参戦できないため、アマチュアドライバーのみで腕を競います。地元のサーキットだけスポットで参戦するドライバーも多く、様々な職種の方々が週末レーサーを楽しんでいます。大会賞も順位によるものだけでなく、ルーキー賞やベストパフォーマンス賞などをご用意していますので、それぞれ目標を持って楽しむことができます。
JAFの国内A級ライセンスを持っていれば、みんな出れるみたい(*´▽｀*)ちなみに、プロフェッショナルシリーズはアマチュアでも誰でも参加できるけど、クラブマンシリーズでは、以下の人が除外されます。
86とBRZがこーんなにいっぱい走ってる光景は壮観です(*´▽｀*)
T.R.A.が定める以下の条件に該当しプロフェッショナルドライバー認定をされたドライバーは、「クラブマンシリーズ」に参加することが出来ない。
全日本レース選手権相当のカテゴリーでの入賞者
海外トップカテゴリー（GP2、インディカーシリーズ等）の各選手権での入賞者
スーパーGT／スーパーフォーミュラもしくは同等カテゴリーへの参戦実績のあるドライバー
「GR 86/BRZ Race」（2013/2014）の年間ランキングトップ10入賞者
その経緯からプロフェッショナルドライバーとみなされるドライバー
但し、上記1、2、3に該当するが、最終入賞から10年を経過している場合、または2015年1月1日時点で満60歳以上のドライバーは対象から除外とする。なお、最終的なプロフェッショナルドライバー認定は、T.R.A.が行うこととする 。
このレースでの去年までのトップ10位も出れないんですねって事は、ホントにあんまり速すぎる人はいない予感( *´艸｀)
エントリー費用
【１戦】プロフェッショナルシリーズ￥65,000（税込）クラブマンシリーズ￥43,000（税込）
参戦可能車両
86/BRZ Raceというぐらいだから、TOYOTA 86かSUBARU BRZなんだろうけど、TOYOTA 86「86Racing」、もしくは、SUBARU BRZ「RA Racing」ってなんか特別な車なのかな？？？
TOYOTA 86Racing
こちらは、レーシングカーの開発の他に、レースで培った技術を生かしたトヨタ車用のチューニングパーツやカスタマイズパーツの製作、販売を行っているTRD(Toyota Racing Development)から販売されているTOYOTA 86Racing。参戦できる車両は、86だとこの1車種。新車で買うとメーカー希望価格(税抜き)は2,676,363円。
SUBARU BRZ RA Racing
こちらはSUBARUが販売する「RA Racing」。競技用ベース車両として発売されている「RA」をベースに、ブレーキ性能の向上、トルセンLSD、空冷式エンジンオイルクーラーなどを装備。さらに、サーキット用の安全装備として4点式シートベルト（車両搭載）や6点式ロールケージなども標準装備となっているのが特徴のモデルで、BRZだと、このモデルのみ参戦可能となっている。新車で買うとメーカー希望価格(税抜き)2,741,000円。
86かBRZだったら何でもいい訳じゃないんですね(笑)
それに加え、エンジンを開けていないという証明として、トヨタテクノクラフト㈱・ＴＲＤにより封印が施されたエンジン本体を搭載していることが必須となっている。
ワンメイクレースという事だけど、ブッシュ、マウント類、エアクリーナー、オイルフィルター等はT.R.A認定部品限定での変更が認められている。そして、クラッチやブレーキパッドは自由に選択が可能。他にも色々規定の範囲内で変更ができる。また、ダクトやバックブレート等T.R.A.指定部品の使用が義務付けられるパーツもあるので、完全にノーマルで参戦するのは無理みたい・・・
そして、タイヤもプロフェッショナルシリーズは自由だけど、クラブマンシリーズは次の6種の中からの選択制【住友ゴム工業 DIREZZA ZⅡ STAR SPEC 312787・東洋ゴム工業 PROXES R1R 1381-1253・日本グッドイヤー EAGLE RS-Sport S-SPEC 05608304・ハンコックタイヤ VENTUS R-S3 1011463・ブリヂストン POTENZA RE71R PSR07918・横浜ゴム ADVAN NEOVA AD08R F7344】
ワンメイクって勝手にほぼノーマルだって思い込んでたけど、意外に改造範囲が広い事にビックリ(@_@)
86/BRZ Race Special movie ～86/BRZ Race スペシャルムービー～
youtu.beそれでも、公道も走れるナンバー付き車両でのワンメイクレース！普段自家用車に使える車で本格的なれーすができるというだけで、ワクワクしちゃいます(*´▽｀*)皆さんも是非挑戦してみてはいかがでしょうか。絶対！絶対楽しめること間違いなしです！！
