トヨタのブースでは、新型プリウスに代表されるエコカーがイチオシに展示されていたが、それ以外にも男の子の心を鷲掴みにする面白いクルマがあった。
それは昔のロボットの匂いを漂わせた「機械」
それがコレ。KIKAIと名付けられた、メカニカルでありながら、どこか憎めない、昔の漫画に出てくるロボットのような顔をしたクルマだ。コンセプトカーであり、市販化されるめどはまだない。
素材が金属であることをストレートに表現し、アナログだがよくみるとモダンな作りをしている。機械という名の通り、メカメカしいが、有機的な生物のような愛らしさもある。

機械は本来、人間の思想や情熱、知恵が生み出した愛すべき存在。クルマを人の手が生み出す「機械」と捉え、その精巧さ、美しさ、素朴さ、あたたかさ、動きの面白さなどの豊かな魅力で「人とクルマ(機械)の関係再構築」を目指す。従来のクルマの常識にとらわれない、新たな魅力を提案するコンセプトカー
newsroom.toyota.co.jp運転席はボディの真ん中に位置しており、パッセンジャーは後ろに二人座るという、変則的な三人乗りのクルマだ。



ミッドシップレイアウトを採用しているという。長さは3.4メートルと、実は意外に小さい。
こちらはコンパクトスポーツ S-FR

S-FRは、コンパクトながら4人乗りのスポーツカー。その名の通り、フロントエンジン・リアドライブ、いわゆるFR車だ。
全長 :3,990mm
全幅 :1,695mm
全高 :1,320mm
ホイールベース:2,480mm
この小さなボディだけに1000Kg程度の車重に納めている。馬力やトルクなどのスペックは明らかになっていないようだ。市販化自体はKIKAIよりははるかに現実味があると思う。
TOYOTA S-FR
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