皆さんはインド映画を見たことがありますか?私のインド映画のイメージは、何だか突然踊ったり歌ったり、シリアスな音楽に、ストップモーションの繰り返し。好みはあると思うのですが、正直なところ、私にはあまり面白いというイメージはありませんでした。そんなインド映画のイメージを一瞬で覆すようなスリリングでエキサイティングなバイクアクションを見せてくれる映画、それが『チェイス!【Dhoom:3】』です。
アメリカ・シカゴのあるサーカス団では、サーヒル(アーミル・カーン)が手がけるマジックとダンスを盛り込んだ壮麗なショーが大人気となっている。そんなサーヒルには、銀行を狙う金庫破りというもう一つの顔があった。まだ幼い頃に父が銀行により破滅にまで追い詰められており、その復讐を果たそうとしているのであった。ハイテクバイクを巧みに操り、次々に犯行を重ねるサーヒル。警察は現場に残された痕跡から犯人はインド系であると判断し、インドから刑事ジャイとその相棒アリを呼び寄せる。しかし捜査に取りかかる二人に、サーヒルの驚くべきトリックが待ち構えていた……。
バイクアクションにマジックのトリック等、ハラハラドキドキで目が離せないシーン満載。
高層ビルの間をバイクごと地上に向かって飛んじゃうもんね!!!(笑)
登場するバイクはBMWのK1300RとS1000RR
BMW K1300R
筋肉質でアグレッシブなスタイリングを身に纏うスーパーストリートファイター K 1300 R。初代に当たるK 1200 R では MotoGP の前座としてパワーカップというワンメイクレースが開催されていたことからも、そのスポーツ性能の高さが伺える。
排気量 1,292cc の並列4気筒エンジンを搭載し、最高出力173馬力、最大トルク 140Nm を発揮、ひとたびスロットルをひねれば、背中を蹴られたかのような強烈な加速を感じさせライダーのアドレナリンを放出させる。強大なパワーを高剛性シャシーとデュオレバー/パラレバーの組み合わせで受け止め、さらに ASC やインテグラル ABS、ESA II を装備するおかげで、安全かつ安心してスポーツライドを楽しむことができる。
天才トリックスターの主人公サーヒルが乗っているバイクですね。こんな逃げ方有りなの!?と予想を覆すような逃走アクションに大興奮(*´▽`*)
捕まらないも~ん!!!
BMW S1000RR
BMWがスーパーバイク世界選手権参戦のためのホモロゲーションモデルとして開発したスーパースポーツモデルである。並列4気筒エンジン、チェーン駆動、フロントの倒立サスペンションなど、これまでのBMWのオートバイの設計思想から離れ、他社既存のスーパースポーツモデルに近い設計思想で開発されている。レース参戦前提のモデルということもあり、チタン製のバルブやロッカーアーム、トラクションコントロール、レースABS、オートシフター、モード切替が搭載されており、フルパワー化によってゆうに190馬力を超えるなど、日本メーカーのスーパースポーツモデルを超える高性能マシンに仕上がっている。日本でも2010年1月より販売が開始されている。
こちらはインドNo.1刑事ジャイが乗っているバイク。こっちの方が断トツで速そうに見えるのは気のせいでしょうか(笑)
私のように、インド映画は歌って踊ってなんとなくダラダラとしているというイメージを持ってしまっている方も多いと思いますが、この『チェイス!【Dhoom:3】』はそんなイメージを一新できるかなりアップテンポのアクション映画なので、バイクアクション好きの方!!!是非是非見て見て頂きたい1本です。