いよいよ本日から本格的に実技が始まりました!
まず二輪教習では、長袖、ジーパン、長い靴下、グローブを持参します。そしてヘルメット、肘当て、膝当て、ゼッケンは貸していただけます。(最終試験の時はフルフェイスのヘルメット持参のようです)
これで安全対策はばっちり!!とはいえ27°C近くある中、長袖、長ズボンというのは相当暑いです。これから夏の教習をお考えの方は覚悟した方が良いかもしれません!(笑)
私とSaori記者のように暑い日に受ければダイエット効果もあるのではないか!?とポジティブな考えで受ける方は夏の教習はおすすめです♡♡
さていよいよ本日の教習内容!
センタースタンドとサイドスタンドのかけ方、戻し方
まず今回の教習で、バイクには「センタースタンド」と「サイドスタンド」の2つがあるということを初めて知りました!
「サイドスタンド」は支えるためのスタンドなので、足で軽く蹴って倒せば簡単にできるのですが、私が苦戦したのは「センタースタンド」のかけ方。
「センタースタンド」をかけ方。
まず両手でハンドルを持って、一回後ろにバイクを引いてから勢いで前に戻します。
「センタースタンド」戻し方。
スタンドの両端を支点にして、右足に体重をかけて下に強く踏みながらハンガーを一気に引き上げます。このとき、スタンドが確実にかかっているかをハンドルを左右に揺らして倒れないか確かめます。
まだバイクの重さに慣れていないわたしは、反動でバイクが倒れそうになってしまいました。バイクってなんでこんなに重いんですか???(涙)先生に何度か助けてもらいなんとか停めることができましたが、これは回数を重ねないとなかなか上達しなそうです。。
バイクの傾きの重さの体感
続いて、バイクの傾きと重さを体感。自分がどのくらいの傾きまで耐えられるかを試してみました。
バイクは垂直状態であればさほど重さを感じないのですが、すこし横に倒れただけでとても重く感じてバランスを崩してしまいます。むしろ垂直になっていれば指一本でも支えることができるのだとか。
実際これを体験したとき、ほんの少し斜めになっただけで、私のうでの筋肉はすでにプルプル状態に!!!バイクのレースで膝すりするまで傾ける人が信じられません!!
エンジンのかけ方、ギアの操作、クラッチ操作
さて、いよいよ本日のメイン!エンジンをかけ、クラッチ操作をしてギアをシフトチェンジする動作です。
シートの座り方
バイクはエンジン周りが一番重いので、なるべく前の方に座った方がバランスが取りやすいそうです。右ハンドルにアクセルとブレーキ、左ハンドルにクラッチと各場所を教えていただき、記念すべき初アクセル!
わたしとSaori記者のアクセルは「ブンブンブーン!!!」となんだかヤンチャなエンジン音に!!!ちなみにこれはダメな例の音のようです。(笑)
正確には、アクセルのハンドルをゆっくり手首を動かし、低音の「ブーーーーーン!」という一定の音になるのが正しい音で、どうやら私たちはグリップを力強く握りすぎたため「ブンブン!!」とい勢い良く音が鳴ってしまったようです。このときメーターは見ずに、エンジン音を耳で感じて慣れるのがポイントだそうです。
自分では少しグリップを握ったつもりでも勢いがついてしまうので、ゆっくりハンドルを切る加減がなかなか難しい…!!
ギアの切り替え方
ギアは左足のステップの手前にある「チェンジペダル」を使います。
ギアをあげるときはステップをつま先であげ、下げるときはつま先で踏むという動作をします。チェンジペダルでは、ニュートラル、ローギア、セカンドギア、サードギア、フォースギア、トップギアと段階があり、先ほどの動作をして、加速や減速といったその場の走行に適したギア切り替えを行います。
わたしが持っている自動車免許はAT(オートマ)のため、MT(マニュアル)の構造をいままで知らなかったのですが、自動二輪車MTには「ニュートラル(どのギアとも噛み合わず、動力が伝わらない状態)」と「クラッチレバー(エンジンの動力を車輪に伝えたり、切ったりする働き)」の操作の必要あります。ここの操作が今回一番複雑でした。
ギアチェンジの際には、この「クラッチレバー」を使用します。
クラッチ操作
まずクラッチを握って動力を止めます。この握る(切る)ときは素早く行います。つぎにさきほどの操作でギアを調整。ギアを調整したら、再びクラッチをつなぎます。このときはゆっくり緩めていくのがポイントだそうです。それと同時にアクセルも開けていきます。
クラッチが完全に切れていない(握らない)状態でアクセルやギアの操作をすると、急に飛び出したりエンストしたりする場合があり、とても重要な操作と教えていただき、ここはみっちり練習しました!!
そして本日の教習の最後には足をつきながらですが、ゆっくり2,3メートルほど走行まで行いました。
初めての教習、私とSaori記者はすでにぐったり。。覚えることがいっぱいでいろいろと課題だらけですが、クラッチをずっと強く握っていたのでとにかく左腕が筋肉痛です。。(笑)
体力をつけて次回に挑みたいと思います!(笑)
つづく。
取材協力:日の丸自動車