最近では、高級車メーカーが続々とSUV業界に参入しています。そんな中、ついにイタリアのランボルギーニ社がSUV車の市販化を正式に発表しました。
2012年の北京モーターショーで登場した、ランボルギーニ社のSUV「ウルス」
今回市販化が発表されたのは、2012年の北京モーターショーですでに披露されていた、高級SUVの「ウルス」。エンジン等の詳細は発表されていないものの、最新テクノロジーが用いられ、ランボルギーニ車に相応しいパワーを発揮することは間違いないでしょう。
ランボルギーニ社CEOは、今回のSUV車市販化発表の際、「我々にとって新しい時代の幕開けだ」といった発言をしており、ランボルギーニ社が新しい方向性を持つであろうことを示しています。
2018年の販売を目指し、生産を開始すると発表されています。
フェラーリはランボルギーニ社に続くのだろうか。
マセラティの「レバンテ」や、ベントレーの「ベンタイガ」など、高級車メーカーから発表されるSUVに対し、「スーパーカーを作り出すメーカーがSUVに参入することで、ブランド価値が落ちる」といったような否定的な意見も多く聞かれます。フェラーリの前会長、ルカ・ディ・モンテゼーモロ氏もSUV否定派で有名。「絶対にフェラーリはSUVを作らない」と発言していましたが、2014年9月に突如モンテゼーモロ氏が退任したことにより、フェラーリもSUVに参入するのではないかという噂が広がっています。
高級車メーカー、SUV市場の今後はどうなるのか。今後の動向に注目していきたいと思います。
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