季節問わずいつでも履けるスニーカー。スニーカーブームは長らく続いており、当分落ち着くことはなさそうだ。
オリジナリティを表すアイテム
デザインも実用的なものから自分だけのスニーカーが作れるカスタムスニーカーなど、最近ではあらゆるブランドから排出されている。こういった履くこと以外の楽しみもあることから、スニーカー収集家は男女ともにかなり多いのではないだろうか。私の身近な人物の中にもスニーカーをコレクションしているという人は多いというのはひしひしと実感している。
NIKEのスニーカー
中でも誰もが愛するNIKEのスニーカー。スニーカー情報サイト「campless」から売り上げトップ10を見てみるとほぼすべてNIKEなのである。
みなさんは伝説のスニーカー「Air Mag」をご存知だろうか。映画バック・トゥ・ザ・フューチャー2にて履かれている近未来スニーカーである。2011年に1510足限定で販売されたのだが、こちらの人気は驚愕なもので売上総額はなんと560万ドル(約4.2億円)。趣味の世界の市場がこれだけ大きいとは私もこの数字にはかなり驚かされた。
靴底がLEDで光り「充電できるスニーカー」である。まだ確定ではないが、2015年(主人公はタイムスリップした日が2015年9月8日の為)にこちらがまた販売されると騒がれている。2011年版では映画のような自動で締まるひもはないが、2015年版はこの機能がつくことをぜひ期待したいものだ。
バックトゥザフューチャー2でマーティがAir Magを履くシーン
話はここで終わりではなく、Nikeはこの2011年のAir Magの多大な売り上げをパーキンソン病治療のリサーチのための寄付金にしたのだ。一流ブランドは考え方まで超クールなのである。