アフターファイヤーって知ってますか??
このマフラーから噴き出してる火をそう呼ぶらしい。
レーシングマシーンじゃなくてもアフターファイヤーするんだね。
アフターファイヤー
エンジン内で燃焼しきらなかったガソリンがエキパイやマフラーの熱で引火した炎がマフラーから噴出することをアフターファイアと言います。
一般的に
・パンパン
・パーン!
とこんな感じの音とともに出る事が多いです。
●アフターファイヤーのメカニズム
まず、マフラーからの破裂音ですがスロットルを閉じてエンジンブレーキが掛かった状態でパンパン言うのではありませんか?大抵の場合はこの状態で発生します。
この原因ですが、スロットルを閉じた状態ですからガソリンが薄い状態になります。結果、シリンダー内で着火せず混合気が未燃焼のままマフラーへ排出されます。この未燃焼ガスがある程度貯まってマフラー内で着火している状態がアフターファイヤーです。
マフラーを交換するとノーマルよりも抜けが良くなりますから、結果的に混合気が薄い状態になります。これでアフターファイヤーが発生するわけです。
●アフターファイヤーの対策
対策として、混合気を濃くしてやればOKなのですが、実際にはアイドル域の混合気のみを濃くしてやる必要があります。しかし、これもやっかいな話でパイロットスクリューで濃くしてやると通常のアイドリング時に濃くなり過ぎてしまいます。キャブレターによってはエアカットバルブが設けられており、アフターファイヤーが起きにくくなっているものもあります。
レースなどを見ているとブレーキング時にパンパン言うのは普通のことです。要するに完全に対策できないことなんです。アフターファイヤーによる車体への悪影響はほとんどありませんから、音さえ気にならなければそのままでも構わないと思います。
単純にアフターファイヤーを殺したいだけであればアイドル域の混合気を濃くしてやれば100%収まります。ただ、それ以外の時に不調を来す可能性がありますね。
こういう仕組みなんですね。車体への悪影響が無いなら、カッコイイから個人的には大好きです(*´▽`*)