こんにちは!

先週末のモーターサイクルショーもみなさんは行きましたか!?もちろん行きましたよね!!
私は人生初めてのモーターサイクルショー参戦だったのですが、すごい盛り上がりで圧倒されちゃいました♩なによりあんなに多くのバイクを見たのも初めてだったのですごく楽しかったです!

ますますバイクに興味が湧いて好きになりました♩このバイク無知ガールが二輪免許を本当に採ろうか深刻に悩むようになっているくらい!!それほどモーターサイクルショーの影響力は半端ないものでした!

モチベーションも上がっているところなので、今日も新しいバイク用語お勉強しましょう!本日の教えてワードはこちら!!

アドベンチャー

ロレンスで編集長が「アドベンチャーについて」特集を組んでいましたよね!

アドベンチャー特集

改めてバイク無知向けに「アドベンチャー」について教えて欲しいです〜♩
それでは、今回のモーターサイクルショーでNO1のはしゃぎっぷりをみせてくれたお茶目な一面をお持ちの我らがロレンス編集長に聞いてみましょう!

教えてロレンス編集長〜♡

正しいお答え: from ロレンス編集長

はい、お答えします。

「アドベンチャー」はバイクのジャンルのひとつです。元々、大型のオフロードバイクとして始まり、以前は「ビッグタンク」と呼ばれることが多かったですが、近年にオンロード性能を高めたモデルが主流となってきて「アドベンチャー」というジャンルとして確立しています。

画像: www.honda.co.jp

www.honda.co.jp

パリ・ダカールラリーで誕生したアドベンチャースタイル

この「アドベンチャー」は1978年に始まった「パリ・ダカールラリー」に出場するために製作されたスペシャルマシンが起源となっています。パリ・ダカールラリーは毎年元日のフランス・パリをスタートして、スペインからアフリカ大陸に渡り、およそ1ヶ月12,000kmを走破してアフリカの最西端セネガルの首都ダカールの海岸を目指すという壮大なラリーでした。その創始者である故ティエリー・サビーヌはこの世界最大と言えるラリー開催に際して「私にできるのは、“冒険の扉”を示すこと。扉の向こうには、危険が待っている。扉を開くのは君だ。望むなら連れて行こう」という有名な言葉を残しています。まさにこの「冒険=アドベンチャー」がアドベンチャーマシンのスピリッツを物語っているのです。

当初はビッグタンクと呼ばれていた

パリ・ダカールラリーは当時の日本でも人気のあるレースで、メディアでも盛んに紹介されていました。そして市販バイクとして1982年に「XL250Rパリ・ダカール」がホンダから発売され、1987年にはいまのアドベンチャースタイルの創始ともいえる650ccの「ホンダ トランザルプ」が登場しました。その後、BMWをはじめ国内メーカー各社でもパリダカマシンをイメージしたバイクが相次いでリリースされましたが、この頃は広大なサハラ砂漠を走破するパリダカマシンの特徴であった、巨大なタンクを標準装備するビッグオフロードバイクという、ちょっと異端なジャンルでもあり、その特異な外観からビッグタンクと呼ばれていたのです。

ツーリングマシンとして最適なアドベンチャースタイル

こうして誕生したビッグタンクたちは、一般的なバイクと較べて大きなガソリンタンクによる航続距離の長さと、大柄な車体がもたらすゆったりとしたライディングフィール、高いシート高とオフロードタイプながらウインドスクリーンが装着されたライディングポジションで、ロングディスタンスを快適に走ることができる、ツーリングマシンとして徐々にその地位を確立してゆきました。そして前述のようにオフロードタイヤをオンロードタイヤに履き替えたモデルが続々と登場して、あらゆる路面状況に対応できるツーリングマシン・アドベンチャーが人気を博すようになりました。

さらにスーパーアドベンチャーへと進化する

さらにアドベンチャーは、バイクのジャンルでは最速のフラッグシップである、スーパースポーツも凌駕しようとしています。私はこれをスーパーアドベンチャーと位置づけていますが、昨年のミラノショーで発表されたBMW S1000XRは同社のスーパースポーツ・S1000RRそのままのスタイリングで登場しましたし、先頃AMGと提携するなどレーシングイメージの強いMV AGSTAもこのジャンルに参入してきました。サハラ砂漠を縦断するために生まれたアドベンチャーは、スーパーアドベンチャーへと進化しライダーたちにこれまでにない新しい体験をもたらしてゆくのかもしれません。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.