こんにちは。バイク無知ガール連載も今回で10回目を迎えましたよ!!! わーーー!!
というわけで!記念すべき第10回の教えてワードはこちら。

ボアアップ

ボアアップ…人生で初めて聞きました!!なんだかコア用語な雰囲気ぷんぷんです!想像もつかないですね!というわけでちょこっと調べてみました!

ボアアップ ( bore up ) とは、レシプロエンジンの排気量を増加させる手法の一つ。

出典:ja.wikipedia

ん〜、調べてみましたが、れしぷろえんじん???ってまたさらにわからないワードがでてきました!ますますさっぱりよくわかりません!!

「ボアアップ」って一体なんですの〜??説明〜してと言われましても意味わからんからできませ〜ん!by8.6秒バズーカより

てな感じで、せっかくの記念すべき第十回なのにいま私の頭の中がラッスンゴレライ状態で大変です!!

画像: 【バイク無知ガールが教える?バイク用語】第10回:ボアアップ

はい。お手上げです!!助けてください!!
教えてロレンス編集長〜♡

正しいお答え: from ロレンス編集長

はい、お答えします。

まず、レシプロエンジンから理解してもらわないと先に進めなさそうですね。レシプロエンジンとは多くの一般的なバイクに搭載されているエンジンの総称と思って結構です。簡単に言うと、エンジンのシリンダー内に注入した燃料の爆発によって得られるピストンの上下運動をクランクを通じて回転運動に変換する動力機関ということになります。全く簡単ではないですね。。。要はバイクのエンジンはシリンダーという筒の中をピストンが上下することでパワーを発生しているのです。なので、そのピストンが大きければその分パワーが大きくなるというのは感覚的に分かるでしょうか。これはバイクの排気量として表されていて、50ccの原付より1000ccのビッグバイクの方が大きなピストンが上下しているのです。

で、ようやく「ボアアップ」の説明です。ピストンが上下しているシリンダーの内径を「ボア」と呼んでいます。この内径を「アップ」する、つまり大きくすることを「ボアアップ」といいます。どういうことかと言うと、50ccのエンジンを1000ccにすることはもちろんできません。ですが、50ccのエンジンのシリンダー内径を少し削って(これをボーリングと言います)55ccにすることは不可能ではありません。もちろんエンジン自体の大きさは変えられませんので限界はありますが、5cc大きくなった分、大きなピストンに入れ替えることでより大きなパワーが出せるようになるのです。「ボアアップ」とは大きさの変えられないエンジンの排気量を少し上げることによってパワーアップする方法のことなのです。わかったかなぁ〜??

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