毎週乗るのを見てるのに、ふと気づくと物足りなそうにしているお子様たち
WELCOME RACE FANS!! ダートトラックライダー/FEVHOTSレースプロモーターのハヤシです。12インチの電動ランバイク (現在この最小サイズは廃番らしい?) と町乗りスクーターエンジンの2サイクル50ccから始めることにした我が家のちびっこ向けバイクライフですが、2つ違いの幼稚園児だと体格もまぁそんなに変わらずで乗車スキル・・・というか日々の慣れですかね?徐々にスムーズに乗れてきて速く走りたいだの競争したいだの (100年早いって) と言い出して、次のフェーズのマシンとかスペアとか、それぞれ2台ずつとか用意するしかなくなってきた昨今です。まぁ小さいから (そんなには?) 場所も取らないし、半額以下のセコハン中心なので今のところなんとかなっていますが。
本場のレースシーンを注意深く眺めてみると、ちびっこバイクもなかなか手の込んだオリジナリティ溢れるマシンを見つけることができます。横型エンジンのこちらはスクーター用レインタイヤ (写真のようなブロックパターン寄りのものは我が国では入手が難しい) を履かせた最小サイズのもの。ご幼少の砌から他の子とは違うこんなやつに乗っけたら、いったいどんな子が育つんでしょうか。
50ccクラスの次の大きさ、2ストローク65ccになると、大人用450ccフルサイズ同様に市販モトクロッサーのDTX化という手法が低コストと高パフォーマンスを両立する最適解となるようです。なんでもかんでもフルスクラッチすればいいってもんじゃありませんしね。
オッチャンたちが寄ってたかって次の世代を一人前に育てる、のかな?
トラックで出会う大人たちは誰もが子供にとっての先達なわけで、クラッシュしたあとのケアとかマシントラブルに直面したときの彼らの対応、こんな背中を見ながら、大きくなっていくのでしょう。
他所様のことだから遠巻きに見て見ぬフリ、とかじゃなく、寄ってたかってなんとか直してスタートラインに送り出す・・・この雰囲気は最高峰のプロレースにあっても普遍です。ライバルにも平等にチャンスを与えよう、役者が減ればエンターテインメントとして面白くないということか、負かす相手がいなけりゃ競争になりませんしね。真のスポーツマンシップの一片はこうして養われるのかも。
我々もかくありたいものですね。
とりあえず16インチの一回り大きい電動バイクを手に入れたいと思います (中古!) 。
ではまた次週、金曜日の "Flat Track Friday!!" でお目にかかりましょう!